Came-TVは新しい小型カメラとスマートフォン用のジンバル、ProphetとSpryを発表した。これらのジンバルは、さまざまなカメラに対応できるようリムーバブルヘッドを備えている。
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Came-TVはNABでこれらのジンバルを発表したが、これらの新製品は今年後半に出荷予定だ。
Came-Tv Prophet
Came-Tv Prophetは、DSLRカメラやミラーレスカメラ用に設計された3軸ジンバル。デザイン面では、 CAME-TV Argoの後継となる。
Argoとは違い、Prophetは片手グリップを標準装備している。しかし、ジンバルヘッドが交換可能で、4軸の手振れ補正ができる両手ハンドルバー、Orbit-Two Ring、Tesseraハンドルなど、必要に応じてマウントを購入することができる。
Prophetのモーターは360°回転が可能で、サイドのパンモーターはカメラのパンを柔軟に行うことができる。重量に関しては、Prophetの片手バージョンは1.65kgで、最大耐荷重は3kg。
ソニーのBP型バッテリーで稼働でき、1回の充電で最大10時間まで動作させることができる。
Came-TVジンバルはManfrotto 501PLクイックリリースプレートシステムとも互換性があり、三脚からジンバルへの移動では、プレート交換をする必要が無く、非常に効率的だ。
Came-TV Spry
一方、スマートフォンや小型のカメラ用に、 Came-TV Spryが用意されている。 Prophetと同様、Spryは柔軟性を重視しているが、ハンドルの種類を変更するのではなく、カメラに応じてさまざまなマウントが用意されている。
Came-TV Spryには、ソニーのRX100など、最大重量が約500gのサイズのカメラ用のマウント含まれる。ソニーのカメラに対しては付属のケーブルを接続して、ジンバルのハンドルにある4つのボタンで、ズーム、フォーカス、フォトシャッター及びビデオ記録のスタート/ストップをコントロールできる。
Spryには、GoPros用のアクションカムマウントと、スマートフォン用のクランプも含まれている。BT Shutterアプリを使用して、Bluetoothでカメラをリモートコントロールできる。このアプリはAndroidとiOSの両方でサポートされている。
SpryはProphet同様、360度の動きが可能で、カメラの左右どちら側でも設定できるパンモーターを備えている。