CAME-TVがDJI RS2用リモコンスライダーを発売した。DJI RS2をパン・チルトヘッドとして使用する電動リモコンスライダーだ。
このパッケージされたDJI RS2用リモコンスライダーには、11フィート(約3.3m)のトラックを構築するためのレールが付属している。付属の6本の脚により、ドリーのトラックを2.62フィート(約0.8m)の高さまで上昇させることができ、さらに、トラックサポートはCスタンドに簡単に接続でき、任意の高さまで上昇させることができる。
主な機能
- 拡張可能な11.4フィートトラック(667mmセクション×4、800mmセクション×1)
- 6本脚のポストを含む
- 2.4Ghzリモートコントロール(約50mの範囲で操作可能)
- 75mmと100mmのボウルが付属
- AB点の位置決め
- キットとして販売
このシステムは、同期ベルトとモーターを使ってレール上を移動する。モーター、ケーブル、アンテナ、接続部品のすべてが、丈夫なキャリングケースに収まっている。
CAME-TVは、ドリーの動きとDJI RS2の動きを一緒に制御する、2.4GHzのリモートを構築した。リモコンにはA点とB点が設定でき、繰り返し動作のプログラムやその他の標準的な機能が可能で、CAME-TVは最大約50mの動作範囲を謳っている。
このシステムはRS2用に設計されているが、リモコンスライダーはどんなカメラにも対応している。75mmと100mmのボールアダプターが付属しているので、様々な種類の三脚ヘッドに取り付けることができ、最大110.2ポンド(約50Kg )の耐荷重がある。
価格と発売時期
大型のドリーシステムを設置・解体するのは、決して簡単なことではない。このようなリグは構築に時間がかかる。CAME-TVは、ライブイベントの撮影で大型のドリーを繰り返し操作できるよう、このシステムを構築した。このシステムでは、ジンバル撮影からドリー撮影への切り替えも簡単にできる。
CAME-TVのDJI RS2用リモコンスライダーは、現在購入可能で、価格は1,899ドル。また、より短い5フィートバージョンも1,260ドルで販売している。