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CAME-TV SK06を発表 – DJI RS2対応サクションカップマウント

CAME-TV SK06を発表 - DJI RS2対応サクションカップマウント

映画機材のオールラウンダーであるCAME-TVが、新しいサクションカップマウントシステム「SK06」を発表した。4つのサクションカップアーム、10kgの可搬重量、DJI RS2マウントシステムを搭載している。

CAME-TVはワイヤレスヘッドセットからLEDライト、カメラリグやサポートまで幅広い製品を扱っている。今回のSK06は、10kgの耐荷重を実現した、最も新しく頑丈なマウントだ。

トッププレートには、1/4″-20、3/8″-16、M8の各種ネジが用意されている。その真下には、スチール製のワイヤーショックアブソーバースプリングがある。上下ではなく水平方向の動きを補正しているようだ。

Various mounting threads. Credit: CAME-TV

4本のアームにはそれぞれ吸盤があり、ULCSのようなジョイントで取り付けられている。各吸盤の直径は15cmで、それぞれ75kg、合計で300kgの耐荷重がある。

SK06用DJI RS2 kit

オプションのRS2キットを使用すると、DJI RS2ジンバルを専用のトッププレートに直接取り付けることができる。バッテリーグリップは吸盤アームの1つに取り付けられる。美しいとは言えないが、ジンバルをできるだけ低い位置に設置することで、不要な振動やジッターを大幅に軽減できる。電源は付属のケーブルでバッテリーグリップとRS2アダプターを接続する。RS2アダプターには「DC IN」と書かれた2つのポートがあるが、CAME-TVによると、どちらも入出力として使用できるので、ジンバルのバッテリーを使ってモニターやビデオトランスミッターなどのアクセサリーに電源を供給することができる。

The base kit without the RS2 adapter. Credit: CAME-TV

3つ目のキットには、50m以上離れた場所からRS2ジンバルのパン、チルト、ロールをコントロールできるリモートシステムが含まれている。ただし、WiFiやBluetoothのように2.4Gを使用するため、特に都市部ではあまり期待できない。

どのキットにも、キャスター付きのバッグが付属している。また、バッグに収めるためにシステムを分解する必要がないので、撮影の前後の時間を節約できる。

Rigged example of the RS2 combo. Credit: CAME-TV

価格と発売時期

3つのキットはいずれもCAME-TVの自社サイトで販売中。通常のトッププレートが付いたベーシックキットは648ドル+送料+税。RS2アダプターシステムは100ドル、ワイヤレスリモコン付きのコンプリートキットは945ドルとなっている。

Kessler Lampreyのような安価なサクションマウントもあるが、ほとんどの安価なシステムでは、アームの柔軟性やSK06のような耐荷重はない。もちろん、Panthers Multi Mountのようなシステムは80kgまでの耐荷重があり、より高性能だが、価格はCAME-TV SK06の2倍以上する。

詳しくは同社のサイトを参照いただきたい。

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