HDMI信号から映像をキャプチャーして配信することは、今に始まったことではない。ライブ配信、イベント、ゲームなど、目的に応じて様々な製品が登場している。かつて、HDMIソースから映像を取り込むためには、高価なPCIキャプチャーカードが必要だった。今では、USBサイズのデバイスがあれば事足りる。CAME-TVのビデオキャプチャーアダプターを使えば、低価格で映像を取り込むことができる。
昨年来、カメラメーカーは自社製品にストリーミング機能を追加している。しかし、カメラを持っていなくても、単体でビデオ撮影ができると便利だ。HDMI-USBアダプターは、大型で高価なビデオキャプチャー技術に取って代わるもので、Blackmagic DesignとAtomosは、手頃な価格で堅牢なオプションを提供している。シネマやビデオコンテンツ制作のワークフロー以外にも、ゲーマーが自分のセッションの映像をキャプチャするのにも使える。また、DVDプレーヤー(あるいはHDMI VHSプレーヤー)からビデオを取り出して、家族のイベントの映像をデジタル化することもできる。CAME-TV社のビデオキャプチャーアダプターの発売により、HDや4KのHDMI信号をコンピュータで利用できるようになり、複数のプラットフォームでのバーチャル授業や会議、予算内でのライブイベントなどに活用できるようになった。しかも、魅力的な価格で提供される。
技術
CAME-TVには2つのオプションがある。「Prizm 4K」と「CAME USB 2.0」で、どちらもUSBメモリ程度の大きさで、最大4Kの入力に対応している。「Prizm 4K」は3840×2160の解像度の信号を出力できるが、「USB 2.0」は1920×1080のHD解像度に限定されている。名前の通り、CAME USB 2.0はUSB 2.0を使用してコンピューターとインターフェイスするが、Prizm 4Kは少なくともUSB 3.0に依存する。まだUSB 3.0が標準で実装されていないパソコンもあるので、この点は注意が必要だ。CAME-TVのビデオキャプチャーアダプターは、Windows、Mac、Chromebookに対応している。ただし、一部のMacユーザーは、両製品ともUSB Type-Aを使用しているため、Type-AをUSB-Cに変換するためのUSBアダプターが必要になる場合がある。
CAME USB2.0の製品仕様には、12bit、30Hzまでのサポートが記載されている。残念ながら、これが低ビット深度でどのように変化するかは不明だ。Prizm 4Kの製品スペックは公開されていないが、上位のアダプターでも同じようにサポートされていると考えてよいだろう。
同じようで異なる
PPrizm 4Kの特徴
- 入力最大解像度 4K
- 出力最大解像度4K
- 8/10112bitのディープカラーに対応
- AWG26規格のHDMIケーブルに対応
- VLC、OBS、Amcapなどのほとんどの取り込みソフトウェアに対応
- Windows、Android、MacOSに対応
- USBビデオ・UVC規格に準拠
- USBオーディオのUAC規格に準拠
- コンパクトでポータブル
- 外部電源不要
- PrizmアダプタにはUSB 3.xが必要。
- 価格:108.00ドル
CAME USB 2.0の特徴
- 入力最大解像度 4K
- 出力最大解像度1080P
- 8/10112bitディープカラー対応
- AWG26のHDMI標準ケーブルに対応(1080P以下の解像度で最大15mまで入力可能
- VLC、OBS、Amcapなどのほとんどの取り込みソフトウェアに対応
- Windows、Android、MacOSに対応
- USBビデオ・UVC規格に準拠
- USBオーディオのUAC規格に準拠
- コンパクトでポータブル
- 外部電源不要
- 価格: $38.00
D必要性
この製品は、必要かどうかと聞かれれば、おそらく必要ないだろう。もし必要だとしても、すでに持っている可能性が高い。このタイプの製品はたくさんある。アマゾンで検索してみると、同じような謳い文句の製品が何百と出てくる。しかし、CAME-TVには、低価格のカメラアクセサリーやツールを提供してきた実績がある。CAME-TVの製品が自分のニーズに合っているかどうかを判断するのはユーザー次第だが、多くのユーザーはCAME-TVを信頼するだろう。CAME-TVから直接購入することもできる。