Thomas Fletcher氏とGary Adcock氏は、映像制作者、レンタルハウス、メーカーなどから収集した多くの情報に基づいてカメラ比較チャートを更新している。
すべての機能を並べて評価することができるので、このチャートは非常に役に立つ。ただ、キヤノンC200、ソニーFS5、α7S II、パナソニックGH5といった人気モデルが掲載されていない。現在は、比較的ハイエンドモデルに限られており、普及モデルを増やす方向が望まれる。 Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kのような製品も含まれるべきだろう。また、この表に記載されているカメラの価格は「定価」なので、実際の価格はもう少し低い。たとえば、ソニーFS7M2は現在B&Hで約9,000ドルで販売されているが、チャートでは13,199ドルとなっており、最新の価格は自分でチェックする必要がある。
下は彼らのコメントの要約。このチャートが作られた目的が述べられている。
これらのチャートでは主観的に書かれている部分もあります。また科学的にテストし集めたデータではありません。しかし、業界で共有できればという思いから、できるだけ正確な情報を掲載しています。私たちの目標は、日々進化するカメラや撮影技術の中でプロデューサーがプロジェクトに適切なカメラを選択できるようにすることです。もちろん、数字だけではそのカメラの全てが分かるわけではありません。実際の映像を見て、撮影監督と相談するときの手助けとなれば幸いです。
比較チャートのPDFファイルはこちら。