キヤノンがEOS R5について追加情報を発信した。EOS R5は、8Kビデオを撮影できる驚くべきミラーレスカメラだが、これについても言及されている。
EOS R5の概要
EOS R5は2020年2月に発表されたが、全ての仕様はまだ発表されていない。しかし、8Kビデオ撮影機能など、下のような機能を持つことがすでに発表されている。
- 新開発のCMOSセンサー
- 8Kビデオを撮影でき、また8Kを4Kにダウンサンプリングし画質の向上を図っている。
- デュアルカードスロット。
- ボディ内手ブレ補正機構とレンズ内手ブレ補正機構を協調制御。
- 電子シャッターで最大20fpsで静止画を撮影。メカニカルシャッターでは、最大12fps。
- クラウドプラットフォームimage.canonへ画像自動転送機能。
EOS R5は、今までのカメラを過去のものにしてしまうかもしれない。特にビデオ機能への力の入れようは、今までのキヤノンからは予想できないものだ。しかしEOS-1DX Mark IIIやEOS R5を見ていると、キヤノンの変化が見て取れる。
EOS R5は、2月末にラスベガスで行われたWPPI 2020で初めて公開されたが、公開された仕様は限られたものだった。今回も全ての仕様が明らかになったわけではないが、追加情報が発表された。
EOS R5の追加情報
まず、EOS R5は最大29.97fpsで8Kビデオを内部記録できることが確認された。また、このとき、クロップは発生せず、新しく開発されたCMOSセンサーの全幅を使用する。
すべての8K撮影モードでデュアルピクセルAFを使用でき、犬、猫、鳥の全身、顔、瞳にも対応する。またIBISとキヤノンレンズの手振れ補正機能(IS)を組み合わせた、相互的な手振れ補正が可能。
価格や発売時期については、まだ情報が無い。ただ、現在のコロナウイルスの大流行がEOR R5の生産に影響がないことを期待したい。