キヤノンは、EOS RP、EOS MおよびRebelカメラ用のEOSウェブサイトアクセサリースターターキットを発表した。キットは、電源アダプター、DCカプラー、およびUSBケーブルで構成されており、ライブストリーミングやビデオ会議でバッテリー残量を心配する必要がなくなる。
リモートワークの普及から、カメラメーカーは、ビデオカメラをWebカメラとして使用することを推進してきた。パソコンの内蔵カメラは通常、それほど高品質ではないのが根底にある。そのため、カメラメーカーは専用のカメラを使用して高画質のWeb会議を実現している。
2020年5月、キヤノンは、ほぼすべての同社のデジタル一眼レフ/ミラーレス/コンパクトカメラをウェブカメラとして使用できるようにするEOSウェブカメラユーティリティソフトウェアをリリースした。続けて、macOSにも対応している。
しかしビデオカメラをウェブカメラとして使用する場合の主な問題が残っていた。通常カメラにはACアダプターが同梱されていないため、多くのユーザーはバッテリーでビデオ通話を行っている。従ってバッテリー残量を気にしながら会議をすることになる。その問題を解決するため、キヤノンは3つのEOSウェブカメラアクセサリースターターキットをリリースした。
EOSウェブカメラアクセサリースターターキット
EOSウェブカメラアクセサリースターターキットは以下の3種類。
- EOS M50、M50 Mark II、M200用キット。
- EOS Rebel T7 / T6 / T5 / T3用キット。
- EOS RP用キット。
各キットには、ACアダプター、カメラに接続するDCカプラー、およびUSBケーブルで構成されている。これらのキットにより、カメラをWebカメラとしてバッテリー残量の心配なしに使用できる。
価格と発売時期
すべてのキットは現在予約注文が可能で、3月25日に出荷開始予定。 EOS MとEOS Rebelキットはどちらも89ドル、EOS RPキットは159ドル。なお国内での発表はまだない。
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