カメラマッチングプラグインのCineMatchは、PremiereProでの数値入力を備えた標準コントロールと、LUTエクスポート機能を追加するアップデートv1.05をリリースした。プラグインは現在、Adobe PremiereProとDaVinciResolveに対応し、199ドルで購入できる。
マルチカメラで撮影する場合、画像の色を一致させることは時間のかかる作業となる。 FilmConvertはかなり長い間カメラ固有のLUTを提供している。そして2017年、FilmConvertはNLE用のプラグインとしてCineMatchを開発した。
2020年10月に、CineMatchの設計者にインタビューした。その後CineMatchは2021年2月末にv1.04アップデートを受けている。今回、さらにアップデートv1.05がリリースされた。
CineMatch – Update V1.05
アップデートのリリースノートには、次の改善点が記載されている。
- LUTエクスポート:一致した設定でLUTがエクスポートできる
- Premiere Pro:標準のコントロールが追加され、コントロールの数値入力が可能
現在プロジェクトで使用している場合は、アップデートすると以前にインストールされたバージョンが上書きされるため、注意いただきたい。
CineMatchは各種カメラをサポートしており、常に新しくリリースされたカメラを追加している。現在サポートされているカメラのリストはこちら。
価格と発売時期
CineMatchプラグインはWindowsとmacOSでに対応しており、AdobePremiereとDaVinciResolveで使用できる。 AppleのFinalCut ProXのバージョンは現在開発中。現在のところ、これら3つのNLE以外をサポートする計画は無い。
正規価格は各プラグインあたり259ドル、PremiereとResolve両方のバンドルは389ドル。ただし現在、Cine Matchでは20%オフになっており、1つのプラグインで199ドル、両方のバンドルは299ドルになる。無料トライアルも用意されている。