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DJI Inspire2 — 注目のドローン、InterBEEで初公開
DJIの新ドローン、Inspire2については、その飛躍的な進化を昨日レポートしたばかりだが、現在開催されているInterBEE2016で、実物が展示されたのでレポートしよう。先のレポートには無かったRAWデータの転送速度についても加筆しておく。
簡単にレビューしておこう。DJIのInspire2は5K RAWカメラを搭載し、Apple ProResとH.264での記録が可能だ。更に、障害物回避機能、ナビゲーションのためのフロントカメラ、交換レンズ、108Km/hの最高速度、バックアップシステム、フライト時間の延長などなど、きわめて多くの機能が追加、あるいは改良されている。
DJI Japanの映像ディレクター、熊田雄俊氏にその機能の数々を語っていただいたのが、上のビデオなので是非見ていただきたい。Inspire1に比較して、新ポジショニングシステムにより、非常に安定したフライトができるようになったとのこと。室内のような狭い場所での飛行も安心してできる。
また、Inspire1では満充電で可能なフライト時間は、10分~20分だったのに対し、25分に延長されている。もう一つ重要な情報は、撮影データの転送が、極めて高速になったこと。Inspire1のRAWデータでは、クリップを一つずつエンコードしていたため、512GBマガジンの転送に5時間かかることもあったが、CineCore2.0が搭載されたため、SSDのファイルを直接転送できりようになった。これにより、データ転送が高速化され、次のフライトまでの時間が大幅に短縮されている。
ただ、プロペラが1個動作停止した場合のフェイルセーフシステムが完備されていると、完璧だったのだが。
Inspire2は現在DJIのサイトから予約注文が可能で、価格は361,000円から。
DJI Inspire2のWebサイトはこちら。
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Sebastian Wöber
Sebastian Wöber is a director and DP, studied at Filmacademy Vienna and is passionate about harnessing the potential of filmmaking tech to create powerful cinematic work with limited resources. He is currently teaching film at Andrews University in the US.