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FilmConvertのCineMatch - カラーマッチングアプリ

NAB 2017で、FilmConvertはカメラマッチングソフトウェアCineMatchを発表した。まだコンセプトを形にした段階だが、同社はCineMatchが今後映画制作者のための必須ツールになると見込んでいる。

異なるカメラのRAWデータをポストプラダクションする場合、カラーのマッチングは簡単ではない。そのため、カメラを混在させて撮影すると、カラーマッチングに費やす時間が問題になってくる。 今回発表されたFilmConvertのソフトウエアは、その作業の時間を極力短くすることができる。 マウスを数回クリックするだけで簡単にカメラのマッチングを行うことができるのだ。

FilmConvertによれば、同社はフィルムストックエミュレーションソフトウェアの経験と知識を持っており、これをCineMatchに応用したとのこと。これにより、ソフトウェアは各カメラの微妙な色の違いを補正し、全体的に自然な色合いに調和させることができる。ドロップダウンメニューからカメラのメーカーとモデルを選択するだけで、CineMatchは複数のカメラの色合いを調整する。ユーザーは、最終調整をするだけで良いのだ。

NABで見たバージョンは、基本的なUIしか持っていなかったが、ベータテスト版がまもなくリリースされる予定だ。 FilmConvertは2017年末に出荷版を予定しているが、価格は未定。

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