FriiDesignsが新しいカメラストラップConda Strapを発表した。カメラの三脚ネジに取り付け、レバーのスイッチで硬くなり、自由な形で固定できる。これにより、小型三脚やハンドルなどとして使用できる。CondaストラップはKickstarterで97ドルから入手できる。
スウェーデンの写真機材メーカー、FriiDesignsは、2017年にKickstarterで最初の製品を発売した。これはTriLens Holderという製品で、資金調達は成功裏に終了した。今回FriiDesignsはKickstarterでConda Strapと呼ばれる新製品を発売した。カメラストラップの新製品は誰も予想しなかっただろうが、これは興味深い製品だ。
三脚としても使えるカメラストラップ
Conda Strapは基本的に、カメラの三脚ネジに取り付けるカメラストラップで、レバー付きの小さなベースプレートが付いている。首にかける部分は、パッド入りのコットンでできている。またストラップの反対の部分は、ボールジョイント付きの部品で構成されている。
ストラップの小さなベースプレートのレバーを片側から反対側に切り替えると、ストラップの丸みを帯びた部分が硬くなる。レバーを切り替える前に、ストラップは任意の形状に成形することができ、レバーを切り替えるとそのままの状態を保つ。これにより、ストラップは三脚やり安定したサイドハンドルなどとして使用できる。
Conda Strapの構造は、JobyのGorillaPod三脚を連想させるが、これは新しい構造だ。通常のカメラストラップよりも太いが、三脚を持ち歩く必要がないので、旅行には便利かもしれない。
Conda StrapとConda Strap Plusの2つのバージョンが選択できる。
- 標準のConda Strapは、重量が最大1.1kgの軽量デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラに適している。長さは105cmから150cmで、ネックストラップの幅は40mm。標準バージョンの重量は340g。
- Conda Strap Plusは、最大2.2kgの比較的重いデジタル一眼レフカメラとミラーレスカメラをサポートできる。長さは109cmから150cmで、ネックストラップの幅は45mm。重量は530g。
ストラップは、つまみネジを使用して標準の三脚ネジでカメラを固定できる。ストラップには首とスリングの長さを調整できる独自のシステムがある。
ストラップは、ブラック、チタングレー、ルビーレッドの3色を選択できる。素材はカスタムメイドのポリマー、PET、およびコットンが使われている。
価格と発売時期
Conda Strapの価格は149ドル(プラスバージョンは179ドル)で、来年後半に発売予定。 Kickstarterでの価格は97ドル(Plusバージョンでは122ドル)となっている。支援者への最初の出荷は2021年3月に開始される予定。
なお、クラウドファンディングでプロジェクトを支援する場合は、リスクに注意いただきたい。利用規約を読み、製品の出荷が大幅に遅れたり、中止になる場合もある。