中国のメーカーPortKeysは、PortKeys Universal Handleを発表した。このハンドルから、カメラをコントロールできる。 Z-Cam、ブラックマジックデザイン、RED、キヤノン、ソニーなど主要ブランドのカメラと互換性がある。
構成
PortKeysは2週間前にP6モニターを発表したばかりだが、続けて新製品を発表した。今回はディスプレイではなく、カメラハンドルだ。このハンドルは、PortKeysの新しいカテゴリーの製品だが、モニター同様、手頃な価格で高品質に仕上がっている。
PortKeys Universal Handleは、周りにレッドオーク材が貼り付けられたアルミフレームで作られている。人間工学に基づいた設計で、洗練されたデザインも好感が持てる。また、合皮製のストラップも付属している。
外側には、カメラをコントロールするための、アサイン可能なスイッチ、フォーカスホイール、RECボタン、9方向ジョイスティックがある。
また、0.9インチOLEDディスプレイ、ビルトインLANCスプリッター(BM5モニターと互換性あり)、リモートポート、カメラやアクセサリーに接続するモーターポートがある。ハンドルには、下部には2個の18650バッテリー収納されており、ディスプレイにはバッテリー残量が表示される。
主な機能
PortKeysユニバーサルハンドルには、BluetoothおよびWiFi制御モジュールが組み込まれており、ハンドルとカメラをワイヤレス接続し、カメラをコントロールする。以下は、ユニバーサルハンドルから制御できる機能のリスト。
なお、カメラによっては、ケーブルで接続する必要がある。以下はその機能。
- REC On/Off
- 絞り、ISO、シャッター、ホワイトバランスの設定
- レンズに互換性がある場合、ハンドルからズームおよびフォーカスのコントロール
- プロジェクトのフレームレート、コーデック、品質、オフスピードフレームレート、記録などの他のパラメーターの調整
将来、ファームウェアをアップデートして機能が追加される予定。
価格と発売時期
PortKeys Universal Handleは、2月22日まで299ドルで予約注文できる。その後は、399ドルになり、2020年3月に出荷される予定。PortKeysのWebサイトで予約できる。