クックがS7/i 16mmフルフレームとnamorphic/i 135mm FF+を発表
Cooke(クック)はIBC2019で、S7 / i 16mm T2.0フルフレームプラス(球面)プライムとアナモフィック/ i 135mm T2.3シネプライムの2種類の新しいレンズを展示した。ハイエンドシネマ向けのハイエンドレンズだ。
価格は25000ドル。誰もが使えるレンズではない。しかし、完璧なショットを撮影したいハイエンドマーケットでは、この手のレンズの需要がある。クックのレンズで撮影された作品については、shotoncooke.comのウェブサイトをご覧いただきたい。
Cooke S7/i 16mm T2.0 Full Frame Plus
16mm T2.0は、すでに存在するシネプライムのS7 / iシリーズの焦点距離を補完する。フルフレームプラス対応で、重さは4 kgに達する。
下はS7 / iラインナップ。
- 16mm T2.0
- 18mm T2.0
- 21mm T2.0
- 25mm T2.0
- 27mm T2.0
- 32mm T2.0
- 40mm T2.0
- 50mm T2.0
- 65mm T2.0
- 75mm t2.0
- 100mm t2.0
- 135mm T2.0
16mm T2.0 Full Frame Plusは13番目のレンズだが、最後に追加されるレンズではない。同社によると、需要がある限り、あらゆる焦点距離を開発するとしている。
クックシネレンズの人気のもう1つの側面は、クックルックだ。それは、現代のレンズに多いシャープで美しいデジタル的なエッジはあえて取り除き、暖かさを持った映像を実現する。これは、肌の色調を再現するのに特に望ましいもので、その独特のルックは、同社創業の頃からすべてのレンズで一貫している。これはすべてのアナモフィック/ i、S4 / i、miniS4 / i、5 / i、およびPanchro / iクラシックレンズにも継承されている。新しいS7 / i 16mm 2.0には、S7 / iラインアップの他のレンズと同様に、フレームごとにレンズデータや日付を記録する/ iテクノロジーが搭載されている。すべてのS7 / i Full Frame Plusシネプライムは、46.31 mm(RED Weapon 8K)のイメージサークルをカバーする。なお、これらのレンズはPLマウントのみの対応となっている。
Cooke Anamorphic/i 135mm T2.3
アナモフィックレンズ、Anamorphic / i 135mm T3.2も発表された。Anamorphic / i Full Frame Plusラインナップの4番目のレンズで、これにも/ iテクノロジーが搭載されている。
Anamorphic / i FF +のラインアップは、以下の通り。
- 32mm T2.3 (開発中)
- 40mm T2.3
- 50mm T2.3
- 75mm T2.3
- 100mm T2.3
- 135mm T2.3
- 180mm T2.3 (開発中)
これらのアナモフィックプライムレンズは、いわゆるFull Frame Plusをカバーし、24 x 36mmのセンサーをカバーする。 Cooke Anamorphic / i FF +シネプライムのラインアップは1.8倍のスクィーズを提供し、他のすべてのCookeレンズとマッチさせることができる。これにより、ポストプロダクション、特にグレーディングのワークフローを効率化できる。
アイリスとフォーカスマークは2重になっており、レンズリングの両側にフルストップと1/3ストップインクリメントの両方が刻まれている。もちろん、S7 / iレンズも同様だ。
価格と発売時期
新しいCooke S7 / iフルフレームプラス16mm T2.0とAnamorphic / i FF + 135mm T2.3はまもなく発売される。価格は、S7/ iは約27,000ドル、Anamorphic / i 135mmは32,000ドル。これらのレンズはレンタルハウスをターゲットにしている。
なお、cookeoptics.tvで、各DPが映画撮影について、クックレンズだけでなく様々な観点から語っている。
リンク: cookeoptics.com | shotoncooke.com | cookeoptics.tv