コロナウイルスは世界中に広がり続けており、他の多くの産業と同様に、映像クリエーターも大きな打撃を受けている。仕事がキャンセルや延期になり、ここ数週間仕事の無い日もある。しかし、普段できなかったことをやる機会でもある。
映像クリエーターも他の業界と同じで、仕事が次々とキャンセルされている。 長年フリーランサーをしているが、このような状況は初めての経験だ。しかし、この状況が早く終焉してくれるのを待つしかない。
そこで、毎日ソファに横になってNetflixを一日中見るのではなく、生産性を維持するためにできることについていくつかのアイデアを考えてみた。日々忙しくプロジェクトに取り組んでいると、やりたくてもできないことが多くある。
1.撮影機材の手入れ
毎日カメラ、レンズ、ライトなどを使用しているが、メンテナンスに関しては二の次になっていないだろうか。カメラをはじめ、機材を総点検するのに良い機会だ。また、機材を効率的に整理したり、保管する方法についても考え直すことができる。
2.パソコンのメンテナンス
パソコンのメンテナンスも、この機会にすると良いだろう。2年以上メンテナンスしていないなら、尚更だ。パソコンは使っているうちに様々な不具合が出てくる。そこでソフトウェアやプラグインをクリーンインストールすることにより、パソコンのパフォーマンスを改善することができる。
また、ハードドライブのクリーニング、プロジェクトのアーカイブなども有用だ。今やっておくことで、コロナウイルスが終息後、安心して仕事にとりかかることができる。
3.ショーリールを制作する
自分をアピールするショーリールを制作したり更新することも重要だ。日々仕事に追われていると、ショーリールを制作する時間がなく、何年も前から更新していないこともあるだろう。まとまった時間が可能な今、ショーリールの制作はぜひやっておきたい。
4.知識を仕入れる
映像制作はハードな仕事で、新しいことが日々起こっている。毎日の仕事の後で本を読んだり、新しいテクニックを試したりすることはなかなかできない。フリーランスとして、常に新しいことを学び、技術を磨き続ける必要があるが、時間をかけて試してみることは忙しい状況では難しい。今なら本を読んだり、新しいソフトウェアに関するビデオチュートリアルを視聴するなど、知識を仕入れる時間がある。
5.プロジェクトの検証
現在進めているプロジェクトを検証するのも良いだろう。また、ソーシャルネットワークへの投稿をしばらく行っていないなら、今後数か月に投稿するコンテンツを準備することができる。
6.家族との時間を持つ
日々仕事をしていると、運動をしないことの言い訳になってしまう。ジョギングや、室内でできる簡単な運動を始めるのに良い機会だ。
家族との時間も持つことができるだろう。また、友人と話すこともできる。もちろん会って話すのではなく、パソコンや電話で話すと感染の心配はない。
7.休む
最後に、リラックスして休むことも重要だ。日々の仕事が忙しすぎて、フリーランスの映像クリエーターは疲弊している。 どれほど長い間休みを取っていないだろうか。 休んだからと言って、罪悪感を感じる必要はない。 他に選択肢がないなら、このような時こそ、ゆっくり休むべきだ。