DaVinci Resolve 17.1 for Apple M1MacBooksおよびM1Mac Miniが最終リリース版になった。 H.265 4:2:2ハードウェアデコードサポート、DaVinci Resolve StudioでのH.265 4:2:2および4:4:4 Intelデコード/エンコードサポート、OpenCL処理モードでのREDクリップのGPUデコードサポートを提供する。
通常バージョンのDaVinciResolve 17は、すでに2週間前に最終版がリリースされた。
DaVinci Resolve 17.1ファイナルバージョン
Appleは2020年11月に独自のApple ARMベースのCPUを搭載したM1Macをリリースした。すべてを1つのチップにまとめると、アップグレード性が制限されるが、効率は向上する。レビューでは、13インチM1MacBookとM1Mac Miniが、電力、コンパクトさ、およびバッテリー持続時間において優れた性能を持っていることを確認した。
M1システムはいわゆるRosettaエミュレーションを介してx86およびx64アプリケーションを実行できるが、ARMでネイティブにアプリを実行すると、パフォーマンスと安定性が向上する。 ブラックマジックデザインはAppleの発表からわずか数日後に新しいApple Siliconマシン用に最適化されたDaVinciResolve17.1をリリースした。
いくつかのベータバージョン後、Resolve17.1の最終版がリリースされた。以下は、Resolve17.1のリリースノート。
- H.265 4:2:2 Apple Siliconでのハードウェアデコードのサポート。
- H.265 4:2:2および4:4:4 DaVinci Resolve StudioでのIntelデコードのサポート。
- H.265 4:2:2および4:4:4 DaVinci Resolve StudioでのIntelエンコードのサポート。
- OpenCL処理モードでのREDクリップのGPUデコードのサポート。
- 選択したカラーノードで常にコピー&ペーストを実行可能。
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上。
価格と発売時期
いつものように、DaVinciResolveの最新バージョンは同社のサイトから無料で入手できる。 DaVinci Resolve Studio 17.1「フルシッピングバージョン」は、以前にライセンスを購入したユーザーは無料で使用できる。スタジオライセンスの費用は税別35,980円。
DaVinci Resolve Project Server 17.1は、サポートセンターで入手できる。異なるワークステーション上の複数のユーザーが同じプロジェクトを同時に開いて作業するためのサポートが追加される。
なお、Speed Editor(レビューはこちら)を購入すると、無料でDaVinci Resolve 17.1Studioライセンスが得られる。