Dellは先週ラスベガスで開催されたCES2017で、世界初のプロダクション対応8KモニターUP3218Kを発表した。31.5型で3320万画素を持つ。2017年3月末に出荷予定。
RED CinemaやDellを見ていると、4Kでさえ過去のものに思えてくるから不思議だ。今回発表されたDellのモニターは10億色以上、Adobe RGB、sRGB 10ビットカラーガマット、280ppi(pixels per inch)というスペックを持つ。
UP3218Kは、明確にポストプロダクションなどプロ用途にターゲットを絞ったものだ。解像度は7680 x 4320で、これはHDなら16倍、4Kの4倍に相当する。
関連したニュースで、The HDMI ForumはHDMIケーブルのVer2.1規格を発表した。2017年Q2のリリースを予定しているが、この規格はHDRのサポートと10K、120pをサポートする。将来の超解像度に対応するものだ。
なお、Dellは5K LEDのモニター、UP2715Kも発売しており、こちらは約$1,800。約$5,000の8Kモニターに比べると$3,000以上安価だ。
技術仕様
- 5インチ
- 7680×4320ピクセル
- 178°の視野角
- 100% Adobe RGBとsRGB color
- 400 nits の輝度
- 1,300:1 コントラスト比
- 2 x DisplayPort 1.3,、4 x USB 3.0、オーディオLine out
発売予定:2017年3月末
価格:$4,999