DJIは、Mavic 3ドローンが2021年11月にリリースされたときに約束された機能を追加した。クイックショット、パノラマモード、そしておそらく最も重要なD-Log用のカラーディスプレイアシストが可能となる。
DJI FlyアプリのiOS版とAndroid版の新しいバージョンv1.5.8がリリースされた。これを利用するには、Mavic 3ドローン(記事はこちら)とそのコントローラーをバージョンv01.00.0500(機体)およびv04.13.0500(コントローラー)に更新する必要がある。アプリから行うことができる。
今回DJIは、かなり広範囲な改善点をまとめている(残念ながらいつもそうとは限らず、「バグを修正しました」とだけ書かれていることが多い)。D-Logプロファイルでの撮影時のビューアシスト、各種QuickShotsプリセット、パノラマモード、デジタルズーム、そして最後にはQuickTransferなど、Mavic 3をリリースする際にDJIが約束した多くの機能がようやく実装される。
上の動画は、2021年11月に発売されたDJI Mavic 3ドローンのオフィシャルローンチビデオ。
DJI Mavic 3ファームウェアアップデート
最新のファームウェアv01.00.0500と最新のDJI Fly App v1.5.8との連携による機能追加と不具合修正の全貌は以下のとおり。
- Dronie、Rocket、Circle、Helix、Boomerang、Asteroidを含むQuickShotsを追加。
- 高解像度で撮影可能なパノラマモードを追加。
- バースト撮影機能を追加。
- ノーマルビデオモードにデジタルズームを追加
- D-Logにカラーディスプレイアシストを追加。
- MasterShotsに4K/60fpsとマニュアルEI調整を追加。
- QuickTransferを追加。
- FocusTrackに動画撮影時のズームとD-Logを追加。
- Advanced RTHのRTH高度の設定に対応。
- Mavic 3 CineのデータコピーにUSBモードを追加。
- 色補正の精度を最適化。
- 高倍率撮影時のTeleカメラの画像鮮明度を向上。
- タイムラプス撮影の画像領域を最適化。
- DJI RC ProにクリーンなHDMI映像を出力するためのサポートを追加。
- DJI RC Proでビデオをキャッシュし、外部SDカードにオリジナルビデオをダウンロードする機能を追加。
- DJI RC ProをDJI Air 2Sで使用するためのサポートを追加。
- いくつかのマイナーなバグを修正。
上記のように、これを動作させるには、DJI Fly App v1.5.8が必要となる。
- 追加された機能には、DJI Fly v1.5.8以降が必要。
- ファームウェアをアップデートすると、USBモードが無効になる。ユーザーは、DJI FlyでUSBモードを再び有効にすることができる。
- アップデートに失敗した場合は、機体、リモートコントローラー、DJI FlyまたはDJI Assistant 2 (Consumer Drones Series)を再起動し、再試行する。
やみくもにアップデートを適用する前に、必ずDJIユーザーフォーラムのこのスレッドに目を通していただきたい。しかし、私が見る限り、今のところかなりスムーズに実行されているようだ。
以下は必要な手順を説明したビデオ。
提供された変更履歴からもわかるように、DJIのRC Proコントローラーも、この新しいファームウェアによってAir 2Sドローンと互換性がある。