DJIがMavic Pro用の新しいアクセサリーを発表した。Mavic Proは発売以来アマチュアとプロ両方から好評を得ている。折りたたみ式のプロペラで小型軽量を実現し携帯性にも優れ、おそらく最も成功している小型ドローンと言えるだろう。
新しいMavic Pro用アクセサリー
プロペラケージ
そのMavic Pro用に、プロペラケージとプロペラガードの2つの新しいアクセサリーが発表された。どちらもプロペラを覆うもので、安全性に考慮すると同時にプロペラの保護を目的としたものだ。そのひとつ、プロペラケージはMavic Proのアームにマウントし、プロペラを完全に覆うケージだ。ケージ用のプロペラはほんの少し小さくなっており、ケージを装着する場合はケージ専用のプロペラが必要になる。
プロペラケージを装着することにより、万一の衝突による損害を最小限に抑えることができるので、初心者はもちろん、慣れているオペレーターにも有用なオプションだろう。ただ、プロペラケージにより重量増となるため、最長フライト時間は25分から12分と、半分以下になってしまう。
プロペラガード
もう一つの新しいアクセサリーはプロペラガードで、こちらは写真の通り、プロペラの外側だけを覆うもの。これに関してはフライト時間の記述がないが、おそらくフライトケージ同様、かなり短くなってしまうと思われる。
他の新しいアクセサリー
更に幾つかの新しいアクセサリーも用意されている。まず、高機能バッテリー充電ハブは4個のインテリジェントバッテリーを同時に接続できる。バッテリーは充電状況により順次充電される。これはPhantom4シリーズの100Wチャージャーでも使用でき、充電時間を短縮することができる。チャージャー自体は別に用意する必要がある。
もう一つは、Mavic Pro用の機体スリーブで、ホコリや傷からドローンを守る。これは本体のみのポーチで、アクセサリーを収納することはできない。
NDフィルター
Mavic Pro用の新しいアクセサリーはまだある。リモートコントローラーのモニターフードとNDフィルターだ。NDフィルターはMavic Proのカメラに簡単に着脱でき、明るい環境での撮影には有用なフィルターだ。ND4/8/16の3種がセットになっている。
他社のMavic Pro 用NDフィルター
cinema5DではFreewellのMavic Pro用NDフィルターもテストしたが、なかなか良い結果だった。これらは、DJIのものより高価だが、ND8、16、32、CPL、ND8/PL、ND16/PLIRと、各種フィルターが同梱されている。テスト結果を近く発表したい。
以前のMavic Proの記事も参考にして欲しい。また、カラーグレーディングのためのfree Mavic Pro LUTs もダウンロードできるのでお試し願いたい。
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