DJIが新ドローンM600 Proを発表した。積載荷重の増加、セットアップ時間の短縮、フライト能力の向上などがされている。
M600 Proはデザイン的にも、空力面からの見直しをしている。また、フライトまでのセットアップが簡単になり、時間が短縮されている。アームは折りたためるようになっているが、広げるとすぐにフライト可能だ。アンテナも内蔵されており、いちいちセットしなくても、そのままフライトが始められる。
また、新IMUユニットが装備されており、フード下のGNSSフライトコントロールモジュールとセンサー技術により、飛行の信頼性を高めている。
アップデートされたGNSSはピンポイントでの制度を達成、飛行精度も大きく向上している。
積載可能重量は6Kgまでで、REDのカメラも搭載でき、Ronin MXジンバルを装着した場合約16分の飛行が可能。ソニーα7のような小型のカメラをZenmuse15 ジンバルで搭載する場合、TB47Sバッテリーでフライトタイムは23分に、TB48Sバッテリーでは29分に伸びる。
Lightbright2の地上ユニットにより、ドローンから1080/60pでのライブ伝送も可能となったが、遅延も最小限に抑えられている。出力は720p/59.94fpsと1080i/50fpsで可能。
インテリジェントバッテリーシステムは6個のバッテリーをコントロールし、確実で安全なフライトを支えており、5Kmまでのフライトが可能となっている。(障害物がない場合)
バッテリーの充電はM600 Proバッテリーステーションによって行い、6個のバッテリーを同時に充電する。充電時間はTB47Sタイプのバッテリーで92分、TB48Sタイプで110分となっている。
M600の記事はこちら。