DJIがMavic Air 2ドローンの新しいファームウェアバージョン01.00.0340をリリースした。無料でアップデートできる。新しいファームウェアではデジタルズーム、セーフティフライトモード、4Kハイパーラプスが追加されている。
DJIは、2020年4月末に新しいMavic Air 2ドローンを発表した。1インチセンサーや10ビットの記録は搭載していないが、多くの点で上位機種のMavic 2 Proに勝っている。
新しいMavic Air 2は(元のMavic Airより重いが)小型軽量で、飛行時間が長く、静止画の解像度が高く、更に4K60pやFHD 240pなどの高いフレームレートでの撮影が可能。 DJI Mavic Air 2のレビューはこちら。
このMavic Air 2の無料ファームウェアアップデートが発表された。
Mavic Air 2ファームウエアV01.00.0340
新しいファームウェアVer.01.00.0340は、リモートコントローラーとドローン本体の両方を更新する。 DJIはまた、iOSとAndroidに対応したFly Appの新しいVer.1.1.6もリリースした。
新機能と改善点は以下の通り。
- 4Kズームモードが追加された。これは、4K 30/25/24 fpsに設定されている場合に2倍のデジタルズームが可能となる。
- ビデオモードで2.7K 60/50/48/30/25/24に設定した場合は2倍のデジタルズームを、1080P 60/50/48/30/25/24に設定した場合は4倍のデジタルズームが可能。
- Hyperlapseに4K解像度を追加。
- ジンバル用に最適化されたFPVモード。
- スポーツモードの最適化。プロペラが表示されないように、飛行姿勢を調整。
- 最適化されたハイパーラプス。ハイパーラプス中に撮影を一時停止する機能を追加し、ウェイポイントの数を45に増やし、タスクライブラリのサポートを追加。
- 低高度で車両を追跡するときに最適化されたActiveTrack。
DJIは更新プロセスを説明したYoutubeチュートリアルを作成しているので、Mavicを更新したことがな場合も安心して更新できる。またDJIは、更新が失敗した場合、ドローン本体、リモートコントローラー、およびDJI FlyまたはDJI Assistant 2 for Mavicを再起動して再試行すればよいと述べている。