DJI Micは、オートパワーオフ機能とトランスミッターの新しいLED設定を追加するファームウェアアップデートを最近リリースした。また、送信機1台のみで、充電ケースなしのお得なセットも219ドルで販売中。
2021年11月に発表されたDJI Micは、すでに1年以上経過している。そのリーズナブルな価格と機能で、この価格帯で最も人気のあるデュアルオーディオワイヤレスシステムの1つになった。DJIは最近、いくつかの機能を追加した新しいファームウェアアップデートをリリースした。さらに、送信機1台のみの格安DJI Micセットも新たに提供する。
DJI Micのファームウェアアップデート
2023年1月4日に無償ファームウェアアップデート版 v02.00.72.87 がリリースされた。これにより、DJI Micに以下の改良が追加された。
- レシーバーのオートパワーオフ機能を追加。送信機から30分以上切断された場合、受信機の電源が自動的にオフになる。
- 送信機のLEDオフオプションを追加。TX設定>LED輝度>オフで送信機LEDをオフにし、録音中の光の影響を軽減する。
- 修正された問題:長時間の録音時に送信機の音声データが失われることがあった。
ファームウェアをアップデートすると、DJI Micの設定がデフォルトに戻る。ファームウェアのアップデートに失敗した場合は、送信機と受信機を再起動し、再度行う。再度ファームウェアのアップデートに失敗した場合は、DJIサポートにお問い合わせください。
DJI Micの格安キット(送信機1台付き)
1年以上前から販売されているオリジナルのDJI Micセットは、受信機(RX)1台、送信機(TX)2台、充電ケースとアクセサリーが含まれている。今回新しい格安セットも追加された。
新しい格安キットには、以下のコンポーネントが含まれている。
- クリップオン送信機/マイク
- カメラマウントレシーバー
- ウィンドシールド
- 3.5mm TRSケーブル
- 3.5mm TRS – USB-Cアダプター
- 3.5mm TRS – ライトニングアダプター
- スプリッターチャージングケーブル
- クリップマグネット
- コールドシューアダプター
- キャリングポーチ
このように、オリジナルセットと比べると、2つ目のトランスミッターと、充電ケースがないのが、この格安セットの特徴だ。それでもスマホ取り付け用のアダプターやケーブルなど、付属品はすべて揃っている。ケースの代わりに、ポーチが付属する。
TXユニットが1つしかないにもかかわらず、送信機に直接音声録音、受信機ですべての設定、異なるデバイスとの互換性、TXの3.5mmラヴマイク入力など、DJI Micのすべての機能を含む格安セットとなっている。
価格と発売時期
新しい格安セットは、36,520円で現在販売中。参考までに、DJI Micのフルセットは現在49,720円で販売されている。