DJIはMini 2ドローンのファームウェアアップデートをリリースした。これにより、2.7Kビデオモードに48、50、60 fpsのフレームレートが追加され、フォトモードにズームが追加される。新機能には、DJI Flyアプリv1.2.2が必要となる。
2020年11月に、DJIはコンパクトな250gドローンの第2世代、Mini2を発売した。従来のMavic Miniと比較して、最も大きな改善点は4Kビデオ、RAW写真、OccuSync接続の範囲拡張が可能になったこと。Mini 2の詳細については、レビュー記事を参照いただきたい。今回、DJIはMini 2に対し、無料のファームウェアアップデートをリリースした。
Mini 2ファームウェアアップデート
DJI Mini 2は、250g以下のドローンで初めて4Kビデオを導入した。しかし、4Kビデオの左上隅に異常なテクスチャが表示される問題が報告されていた。今回のアップデートで、この問題は修正される。さらに、2.7Kモードでは最大30fpsだったが、更新後では2.7Kで最大60fpsで撮影できる。
上記のファームウェアアップデートバージョンv01.02.0000は、2020年12月28日にリリースされた。これには、次の新機能と改善点が含まれている。
- フォトモードにズームを追加。
- 2.7Kビデオに48/50 / 60fpsのフレームレートを追加。
- Wi-Fi / Bluetooth接続の最適化で、より高速で安定した接続を提供。
- 一部のモードでの飛行安定性の向上。
- パノラマDNG写真に異常な色が表示される問題を修正。
- 4Kビデオの左上隅に異常なテクスチャが表示される問題を修正。
2021年1月の初めに、DJIは、全体的な安定性を向上させる目的の、Mini2ドローン用の別のマイナーファームウェアアップデートv01.02.0100もリリースした。
価格と発売時期
ファームウェアアップデートは無料で、DJI Flyアプリを介してアップデートできる。以下はビデオチュートリアル。
追加されたすべての機能には、DJI Flyアプリv1.2.2以降が必要となる。アプリのiOSバージョンは、最新バージョンですでに利用可能となっている。Android版は何らかの理由でまだGooglePlayストアで入手できないため、DJI Webサイトにアクセスしてv1.2.2アップデートをダウンロードする必要がある。