DJIは、249g以下の初心者向けカメラドローン、DJI Mini 2 SEを発表した。12MP1/2.3インチCMOSセンサー、2.7Kビデオ撮影機能、DJI O2ビデオ伝送技術、31分の飛行時間、使いやすいフライトコントロールを提供する。価格は369ドルから。
2022年12月に4K対応のDJI Mini 3を発売した中国のメーカーDJIは、手のひらサイズの軽量なMiniドローンシリーズに、さらに入手しやすいモデル「DJI Mini 2 SE」を追加した。
4K動画撮影機能はないものの、この小型ドローンシリーズのDNAに根ざした使いやすさをはじめ、既存モデル「DJI Mini 2」の多くの特徴を継承した新モデルが「SE」だ。
DJI Mini 2 SE – 特徴
このエントリーモデルは、非常に携帯性に優れ、250gを下回る軽さとなっている。このため、世界のほとんどの地域で飛行規制の対象外となる。もちろん、特に初心者の方は注意して飛行することをお勧めする。
DJI Mini 2のカメラモジュールは、1/2.3インチCMOSセンサーを搭載し、12MPの静止画撮影と最大2.7Kの解像度での動画撮影が可能。カメラは、3軸の機械的な安定化を提供するジンバルに取り付けられている。
DJIによると、最大飛行時間は31分で、同社独自のOcuSync 2.0伝送技術により、最大10kmの距離で安定したHDビデオ信号を送信し、ホバリング中は10.7m/秒の風に耐えられる。
ビギナー向けということで、この軽量ドローンモデルは、かなりわかりやすく飛ばせるように設計されている。例えば、このドローンには、ワンタップ離着陸や古典的なRTH(Return-to-Home)機能などの自動機能が搭載されている。さらに、DJIのクリエイティブな撮影モードであるパノラマとクイックショットを統合している。特に後者は、被写体の映画のようなショットを簡単に実現することができる、あらかじめプログラムされたツールだ。
価格と発売時期
新しいDJI Mini 2 SEは現在予約可能で、2023年3月22日に出荷が開始される予定。DJI RC-N1コントローラーを含むドローンのみのオプションは369ドル、Fly More Comboアクセサリーキットの価格は519ドルに設定されている。コンボパックには、キャリングバッグのほか、追加のバッテリーやプロペラが含まれている。
さらに、同社の「Care Refresh」プログラムも、今回の新モデルから利用できるようになった。1年プランと2年プランを提供し、偶発的な損害をカバーし、少額で製品を交換することができる。
なお、現時点で国内のDJIサイトには表示されていない。