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DJIがハッセルブラッド(Hasselblad)を買収か?

DJIがハッセルブラッド(Hasselblad)を買収か?

DJI201511月に中判カメラで有名なスウェーデンのカメラメーカーハッセルブラッド(Hasselblad)の少数株を購入しているが、その数が大幅に増加したようだ。ルミナスランドスケープ(The Luminous Landscape )がこれを報じているが、現在のところこの情報源だけなので、真偽のほどは確かでない。

DJI Phantom 4

これはカメラメーカー同士の共同開発で、興味深い。DJIはPhantomやInspireなどの製品を持つ民生用とプロのドローンメーカーで、マーケットの第一人者として君臨している。一方ハッセルブラッドは第2次世界大戦以来、業界のレジェンドともいわれる名門メーカーで、その中判カメラは60年代のアポロ月着陸にも使用されている。

DJIの弱点をあえて挙げるとすれば、それはカメラだろう。言うまでもなく、同社はドローンでは最大手だ。しかし、大きなカメラを作ることにかけては、まだ大手企業を追いかけている立場と言える。ただ、先日レポートした通り、Inspire 2のカメラはかなり進化しているのも事実だ。

ハッセルブラッドとDJIのエンジニアリングパートナーシップにより、既にDJIのM600がハッセルブラッドの中判カメラA5D-50cを搭載するところまで来ている。

DJI m600 with Hasselblad A5D-50c Aerial camera, Credit: Hasselblad

ハッセルブラッドA5D-50c 空撮用カメラを搭載したDJI M600, Credit: Hasselblad

cinema5DはDJIにコメントを求め、同社は以下のように返答している。

DJIとハッセルブラッドのパートナーシップに関する新たなニュースはありません。両者は世界中のクリエーターに素晴らしい映像を提供できるよう、引き続き協力していきます。

将来両者のコラボレーションによってどのような成果が現れるのか興味深い。ハッセルブラッドのカメラは$40,000もするが、DJIはコンシューマーマーケットで人気がある。今後DJIがハッセルブラッドのカメラのコストダウンを続け、また同時にDJIのドローンにハッセルブラッドのカメラ技術をドローンに採用するなら、どちらにとっても大きなメリットがあるだろう。

via The Luminous Landscape 

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