DJIがPhantom 4 Proの改良版を発表した。 DJI Phantom 4 Pro v2.0は、プロペラノイズを60%低減し、OcuSync伝送機能を向上させ、FPV(first-person-view)機能も向上させている。
DJI Phantom 4 Pro V2.0は、2016年に導入されたPhantom 4 Proのアップデートバージョン。解像度、フレームレート、ビットレート、コーデックなどのビデオ機能は全く変わらない。これらのスペックのアップグレードに関しては、Phantom 5を待つ必要があるだろう。
従来からの機能
Phantom 4 Pro V2.0がPhantom 4 Proから継承した機能は以下の通り。
- 1 “CMOSセンサー
- H.265コーデックでは、100Mbpsのビットレートで、DCI4K(4096×2160)/30fpsまでの解像度
- H.264コーデックでは、100Mbpsのビットレートで、DCI4K(4096×2160)/60fpsまでの解像度
- 最長30分の飛行時間
- 最大7 kmの伝送範囲(妨害または干渉なし時)
- 5方向障害物検知システム
詳細については、2017年のPhantom 4 Proレビューを参照いただきたい。
新機能
さて、V2.0の新機能を見てみよう。
DJIはわずかに形状の異なる新しいプロペラを導入した。 DJIによれば、改良されたモーターとともに、プロペラ騒音を60%低減しているとのこと。
もう一つの改善点は、高解像度かつ低レイテンシーでデジタルビデオを伝送する同社のOcuSync伝送技術の実装だ。一人称視点(FPV)での撮影する場合は、P4P V2.0とDJIゴーグルを直接接続して、FPVの飛行を容易に行うことができる。
Phantom 4 Pro V2.0は、Phantom 4 Proと同じ白い機体を持っている。Pro +バージョンでは非常に明るい5.5インチ、1080p解像度のスクリーンがリモコンに内蔵されており、直射日光下ででも視認性に優れている。
Phantom 4 Pro V2.0とPro +バージョンは現在購入することができる。米国での価格1,499ドルには、ドローン本体、バッテリー、リモコン、プロペラ4組、バッテリー充電器、電源ケーブル、ジンバルクランプ、マイクロUSBケーブル、マイクロSDカード、キャリングケースが含まれている。 Phantom 4 Pro + V2.0は、1,799ドルで販売されており、上記に加え、リモートコントローラに内蔵された5.5インチモニターも含まれている。
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