DJIは、 Power Expansion Battery 2000を発表した。これは、今年初めに発表したDJI Power 1000用の2kHhの拡張バッテリーだ。最大5台までDJI Power 1000パワーステーションに接続でき、2400ワット(最大2600W)で安定した電力供給が可能になる。
DJI Power 1000は、バッテリー、ドローン、スマートフォン、ノートパソコンなど、一度に複数のデバイスに電力を供給できる。静音性に優れ、電源が不安定であったり、電源が使用できないロケや屋外での撮影に最適だ。DJI Power 1000の発表と同時に、DJI Power 500も発表された。
特徴
DJI Power 1000は、1024Whのバッテリーを搭載し、最大AC出力は2200W。このデバイスは静音性も高く、標準的な充電時のノイズはわずか23dBとなっており、発電機と比較して撮影に理想的な電源だ。また、カメラやモニターのバッテリーを充電するために、いちいち車で充電するよりもはるかに便利だ。
Power 1000は最大5台のPower Expansion Batteryを接続することが可能。その結果、3,072Wh、5,120Wh、7,168Wh、9,216Wh、11,264Whの容量が選択できる。また、2400Wの安定した電源供給と2600Wのオーバークロック出力も可能だ。
さらに、DJI Power Expansion Battery 2000は、Power 1000のバッテリーをわずか46分で1500W、1024kWhに充電できる。これにより、特にフィールドや遠隔地、安定した信頼できる電源のない場所での撮影時に、電力を素早く利用できるようになる。
ディスプレイを含む操作系は本体前面に配置されている。DJI Power 1000とPower Expansion Battery 2000の両方は、洗練されたコンパクトなデザインで、小さな設置面積を残して積み重ねることができる。
DJI Home Appは新しく、合理化されたユーザーインターフェースを提供する。DJI Power 1000は、DJI Power DongleとBluetoothを介して、アプリで遠隔監視・制御できる。これは、撮影中にパワーステーションから目を離す必要がない素晴らしい方法だ。
価格と発売時期
DJI Power Expansion Battery 2000の価格は121,000円で、DJIのウェブサイトから購入できる。一方、DJI Power 1000は74,360円。(詳細はこちら)
ロケや現場、遠隔地での撮影を頻繁に行う場合、DJI Power 1000やDJI Power Expansion Battery 2000は、バッテリーやデバイスを充電するための信頼できる静かな電源だ。また、停電になった場合の自宅での使用(99%の電化製品の駆動)やキャンプ中の使用など、個人的な使用にも使用できる。