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DJIがRonin-Sにデュアルハンドルを導入

DJIがRonin-Sにデュアルハンドルを導入

DJIは、Ronin-Sジンバルに両手持ち用グリップ「Ronin-S 切替グリップ デュアルハンドル」を導入した。Ronin-Sはシングルハンドのジンバルとしてリリースされたが、その重さもあり、両手持ちのハンドルが望まれていた。

Ronin-S

今やジンバルは安価で一般的になり、多くの映像撮影に使われる機材となったが、欠点もある。まずセットアップ時間が必要だし、またステディカムほど滑らかな動きが期待できないのも事実だ。ほとんどのジンバルでは、垂直方向の動きを滑らかにするための4番目の軸が欠落している。

Ronin-S

ジンバル、特に片手持ちのジンバルは、バッグに入れておけるほどの大きさで、個人ユーザーでも気軽に使用できる。 ただ、もう一つの問題はその重さだ。片手でジンバルを支えるため、長時間の撮影では腕が痛くなってしまう。これを解消するため、DJIはデュアルハンドルをリリースした。これにより、Ronin-Sを両手で操作できるようになる。

Ronin-S 切替グリップ デュアルハンドルの概要

このデュアルハンドルを取り付けるために、他のアクセサリーを購入する必要はない。切替グリップ デュアルハンドルには、クランプリング、2つのNatoレール、2つのハンドルが付属している。

Ronin-S

クランプリングには3つのアクセスポイントがあり、リングジンバルに取り付けると、これを使用してNATOレールをリングに取り付けることができる。これにより、デュアルハンドル用に両側にレールを取り付けることも、レールを1本だけ取り付けて片手持ちで使うこともできる。

Ronin-S

この持ち方はZhiyun Crane 3 Labといった他のジンバルでもおなじみで、低い位置での撮影も楽になる。ハンドルは、NATO規格のレールに取り付けられているため、最適な位置にスライドさせることができる。

価格と出荷時期

Ronin-S 切替グリップ デュアルハンドルは税込14,310円で、現在入手可能。DJIのこのソリューションはバッテリーグリップではなくRonin-Sの上部に取り付けられているため、よりバランスのとれたセットアップが可能になる。さらに、両方のアームには、多くの1/4インチと3/8インチのネジ穴と、レールの端にコールドシューが用意されている。

Ronin-S

しかしこれはRonin-Sへの応急処置のようにも思える。たぶん将来的には、フォーカスホイールなどを持つより先進的なデュアルハンドルを発売するのではないだろうか。さらに、バッテリーグリップを完全に無くして、よりコンパクトなデュアルハンドルセットアップも考えて欲しいところだ。しかし当面はデュアルハンドルで撮影するには、このシステムを使うしかないだろう。Ronin-S 切替グリップ デュアルハンドルはかなり単純な解決策ではあるが、Ronin-Sを両手持ちで使うことができる有用なアクセサリーだ。

なおRonin-Sのレビューはこちら

links: DJI

 

 

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フジヤエービックのショップサイト

DJI RONIN-S

 

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