今年はじめにCESで発表されたDJI Ronin Sは、主には小型のDSLRカメラに対応したハンドヘルドスタビライザーだが、更に大きいキヤノン1DX MK IIクラスにも対応できる。長らく価格と発売時期が未発表だったが、以下のように発表された。
価格は92,800円(税込)で現在フジヤエービックで予約注文でき、6月下旬に出荷の予定。最大3.6Kgまでのカメラに対応でき、バッテリーは最大12時間持続する。
Ronin Sからカメラを制御することもでき、トリガーボタンから静止画のシャッターや、サムコントローラーからフォーカシングすることもできる。特に、パナソニックのGHシリーズは、Ronin Sシステムと完全に適応しており、一体感のある操作性が実現する。
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システムには各種アクセサリーが用意されており、例えばトップシューブラケットを使用すると、Ronin Sを車両に取り付け、最高75km/hのスピードにも対応できる。Ronin Sスタビライザーは、同社のForce Proや Master Wheelsでも動作する。
DJIはハンドヘルドスタビライザーでは出遅れた印象があるが、iOSとAndroid対応のアプリや充実したアクセサリーは強みとなるだろう。
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