DJIは5月24日、ニューヨークで新しいミニドローンをリリースするイベントを開催する。 これはDJI Mavicのミニバージョンとみられている。従来のドローンのテクノロジーを搭載した小型ドローンで狭い洞窟や屋内でも飛ばすことができると見られている。
DJIはドローンマーケットをリードしてきたが、GoProのカルマに見られるように、「ドローンをバックパックに入れて持ち出す」というマーケットは、急激に成長しつつある。また、数週間前、NABでDJI Phantom 4 Advancedがリリースされてたように、今やドローンは高度な機能を持ちつつある。下のプロモーションビデオは、ドローンが狭い渓谷などを飛ぶ様子を見せている。
いくつかの噂サイトで「DJI Spark」と呼ばれる新しいミニドローンが話題になっているが、「サイズは問題ではない」と言われる通り、これからの方向を示すものだろう。このドローンはDJI Mavicのミニ版の位置付けになる。プロモーションビデオに出てくるタイトルのうちの1つが、それを表している。 「Size:サイズ」という言葉は「Seize:つかむ」に変わり、「瞬間をつかまえる:seize the moment」という意味になっている。
DJIのビデオを見ると、新しいミニドローンは小さなバックパックに収まるようだ。従って、洞窟や狭い渓谷、さらには屋内での使用も可能にする。ドローンで図書館の内部を撮影するといったことが可能になるのだ。
図書館のショットを見ると、DJIの新しいドローンはすばらしい機能を満載していると考えられる。 DJIゴーグルと組み合わせれば、このドローンは新しい分野を創造するだろう。
DJIイベントは2017年5月24日に開催される予定。cinema5Dも招待されており、レポートする予定だ。
ファームウエアアップデート
一方、残念ながら、DJIはユーザーにファームウェアアップグレードを強制するようだ。 DJIはまもなく全世界のユーザーに対し、新しいアプリケーションアクティベーションプロセスを導入する予定。この新しいプロセスは、来週末に有効になり、地理的な場所とユーザープロファイルによって、ドローンの正しい地理空間情報と飛行機能が適用されるようになる。
このアクティベーションプロセスが実行されない場合、ドローンはその地域の正しい地理情報および飛行機能にアクセスすることができず、今後ファームウェアを更新するとその操作は制限されます。ライブカメラのストリーミングは無効になり、30メートルまでの高度で50メートルの半径に制限されます。