cinema5Dのドローンに関する記事は、どうしても映像撮影に焦点を当てたものが多くなるが、UAV(Unmanned aerial vehicle:無人航空機)は映像制作以外の用途でも多く使用されている。 DJIは、ドローンにより毎年何十人もの命が救われていることを示すレスキュークルーの活動についてのレポートを発表した。
DJIにより収集された全世界からのメディアの報道によると、平均して1週間に1人の割合でドローンにより救助されている。更に、報告書によれば、世界中の18の事件で、59人が無人機によって救助されたと結論づけている。
“明らかにドローンは世界中の人々の救命に役立っています。これは、プロのレスキュークルーだけではなく、居合わせた人や救助援助のボランティアによる場合も多々あります“と、DJIの法務部の報告書は結論付けている。
ドローンが関わった有名な救命活動の1つは、2016年後半に発生したテキサス州の洪水だ。FEMA(Federal Emergency Management Agency:アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)のレスキュークルーは、ドローンで水没した家に人が残されていないかを調査し、救助した。下のビデオはその記録だ。
https://twitter.com/ImSoFIRST/status/785588296822972416
ドローンでの救命活動は、主に米国と中国で報告されている。全文はDJIのサイトから入手できる。
Source: DJI