Duclos Lensesは、フジノンのMKズームレンズをRFマウントに変換するFUJINON MK-Rを発表した。このレンズマウント変換は、フジノンのMK 18-55mm T / 2.9およびMK 50-135mm T / 2.9 S35ズームレンズに対応する。 RED Komodoユーザーには魅力的だ。
主な特徴
DuclosのFUJINON MK-Rは、2020年6月に発表された。(記事はこちら) このレンズマウント変換は、市場で最も手頃なシネマズームレンズを、RED Komodo 6Kに対応させることを目的としている。
FUJINON MK 18-55mm T / 2.9およびMK 50-135mm T / 2.9はAPS-C(Super 35)センサーをカバーしている。ただし、Duclosレンズは、MK 18-55mm T / 2.9に「18mm〜20mmの小さな開口部(F / 11以下)でマイナーなケラレ」があると述べている。
How Does It Work?
DuclosのFUJINON MK-Rには、次の2つのオプションがある。
- 新しいMK-Rレンズ(またはレンズセット)は、RマウントでDuclos Lensesから直接購入できる
- すでにFUJINON MKレンズを使用しているユーザーは、レンズマウントを交換できる。
マウント交換したいレンズがある場合、自分で交換することはできない。 Duclos Lensesの技術者が、マウント変換を行う。また、このマウント変換は元に戻すことはできるが、簡単ではない。
レンズの保証に関して、Duclosレンズはフジノンと協議して、保証が維持されるようにした。
価格と発売時期
FUJINON MKズームのユーザーの場合は、レンズをDuclosレンズに送ると、495ドルで変換が可能。 Duclos Lensesから直接MKズームを購入した場合、変換のコストは$ 405に割り引かれる。
新しいFUJINON MK-R 18-55 T / 2.9を購入する場合、価格は$ 3799だが、MK-R 50-135mm T / 2.9は$ 3999。また、Duo MK-R Zoomキットは$ 7798で入手できる。
Duclos Lensesは9月中旬にFUJINON MK-Rレンズの出荷を開始予定。詳細については、同社のDuclos Lenses Webサイトをご覧いただきたい。
他車のレンズでは、フルフレーム対応のLaowa OOOM 25-100mm T / 2.9 Cineは5000ドルで販売されている。また、Super 35mmセンサー対応のDZOFILM Pictor 20-55mmおよび50-125mm T / 2.8ズームレンズは$ 4499。 RED Komodoのユーザーの場合は、「手ごろな価格」のシネマズームレンズの選択肢が多くある。 ZEISS LWZ.3 21-100mmはSuper35mmnにも対応し、約$ 10,000と少し高価だが、マウントはユーザー交換可能だ(Rマウントは不可)。