DZOFILMは、3本目のPictorズームレンズを発表した。新しいDZOFILM Pictor 14-30mm T2.8は広角域をカバーし、すでに発売中のPictor 20-55mm T2.8とPictor 50-125mm T2.8はそれぞれ中距離と望遠域をカバーしている。
プライムレンズかズームレンズか、それは常に一つの問題に帰結する。どちらのコンセプトにも利点があり、光学的な品質は通常、単焦点レンズがズームレンズより優れているが、ズームレンズが進化するにつれ、あまり妥協することなく非常に有用であることが証明されている。
今回発売されたPictor14-30mm T2.8は、画質、価格、汎用性など、多くの条件を満たしている。この3本のレンズがあれば、あらゆる焦点距離をカバーできる。
今回発売されたPictor 14mm T2.8は、Pictorシリーズの他の2本のレンズ(記事はこちら)と同様に、T2.8の常時開放、フォーカスブリージングがほとんどない、パーフォーカル設計、EFマウントとPLマウントの選択(両マウントとも付属)、3本ともs35センサー(イメージサークル31.5mm)をカバーしていることが特徴だ。
DZOFILM Pictor 14-30mm T2.8
新開発のPictor 14-30mm T2.8は、既存の2本のレンズとシームレスにフィットし、ほとんどの機能を共有する。フォーカスは270°、ズームは100°回転し、レンズ本体は1.88kgと比較的軽量だ。フォーカス、アイリス、ズームのギアピッチはいずれも標準的なM0.8で、最短撮影距離はいずれも0.6m。
ズームのギア位置も3本とも統一されており、モーターやフォローフォーカスユニットを組み替えることなく、簡単に切り替えが可能。絞りは丸みを帯びた16枚の羽根で構成されており、開放での撮影では心地よいボケが得られる。
3本とも前玉径は95mmで、フィルターを装着するためのフィルターネジは前面86mmです。
価格と発売時期
新しいPictor 14mm T2.8ズームレンズは、ブラック仕上げとホワイト仕上げの2種類が用意されている。ブラックは2,889円、ホワイトを選ぶ場合は3,089円に価格が上がる。
また、3本のPictorズームをすべてバンドルした新商品も用意されており、カスタムフィットハードケースが付属して8,199ドル(ホワイト)または7,999ドル(ブラック)、空のケースは550ドルで販売されている。出荷開始は5月上旬の予定。
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