Edelkroneは多くのユニークな製品を生み出しているが、最初のヘッドモジュールがリリースされてわずか1年後に、HeadPLUSとHeadPLUS PROの新しい2つのモーションコントロールビデオヘッドがリリースされた。
小型パン/チルトヘッド
HeadPLUSとHeadPLUS PROは2軸のパン&チルトモーションコントロールヘッド。タイムラプスを含め、動きをプログラムすることができる。プログラムは、iOSデバイスで、独自のアプリケーションを使用して行うことができる。
最初のヘッドモジュールは良くできた製品だった。これを更に磨きをかけたのが、今回発表されたヘッドだ。当初からEdelkroneのスライダーやモーションモジュールと合わせて使用できるよう設計されているが、これがHeadPLUSモジュールの強みとなっている。
HeadPLUSの特徴
SliderPLUS、Slideモジュール、Focusモジュールを組み合わせたHeadPLUSモジュールは、カメラを4軸で動かしたり、フォーカシングしたりすることができる。
HeadPLUSモジュールの新機能として、次のことが可能になった。
- オブジェクトを自動追尾し、パララックスショットを簡単に作成できる。またFocusモジュールにより、常にシャープな映像を撮影できる。
- カメラをマニュアルで操作し、簡単にプログラムすることができる。アプリケーションを使用せずにカメラを手で直接調整すると、より迅速に動作させることができる。
- すべての軸の位置と速度をモーション記録する。スライド、パン、チルト、さらにはフォーカスも記録でき、同じ動きを何度も繰り返すことができる。これは、ビジュアルエフェクトやタイムラプスに特に役立つ。
- ヘッドを折りたたむとフラットになり、持ち運びが容易。
このように、HeadPLUSは多目的に使用できる。 更にEdelkroneは、HeadPLUSモジュールとともにLaser Moduleという新しい製品を導入した。被写体にレーザーを照射し、システムは自動的に距離を測定し、フォーカシングする。
HeadPLUS vs HeadPLUS PRO
Edelkroneは、HeadPLUSとHeadPLUS PROの2機種を発表した。 これらは同じ機能を持っているが、主な違いは耐荷重だ。HeadPLUSは4.5 kgまで対応できる。 一方HeadPLUS PROは9.0kgまで対応できる。
どちらのバージョンもCNC加工されたアルミニウムとステンレススチール製で、LP-E6、NP-F、V-Mount、またはGold Mountのバッテリーで電源を供給できる。ACアダプターでの電源供給も可能。
HeadPLUSの出荷予定日は9月で、1,849ドル。 HeadPLUS PROは10月に発売予定で、2,649ドルで販売予定。詳細はEdelkroneのウェブサイトを参照。