edelkrone(エーデルクローン)のHeadPLUSv2は、前バージョンに比べて3つの主な改善点がある。 V2の本体には、LCDディスプレイとオン/オフボタンが追加された。 HeadPLUS v2のLブラケットにはマーキングポイントがあり、ターゲットモードでのより正確なカメラ位置が可能になった。また、HeadPLUS v2には、調整可能なパンと折りたたみ角度のロックピンもある。
edelkrone HeadPLUSの最初のバージョンは、2018年にリリースされた。HeadPLUSおよびHeadPLUS PROの詳細については、こちらの記事を参照いただきたい。約1年前、同社はコンボにジブを追加した。(インタビュー記事はこちら)。今回同社は、改良バージョンのHeadPLUSv2を発表した。
edelkrone HeadPLUS v2
HeadPLUSv1とHeadPLUSv2には主に3つの違いがある。
- HeadPLUS v2の本体には、LCDディスプレイとオン/オフボタンがある。
- HeadPLUS v2のLブラケットには、カメラの位置情報をedelkroneアプリに入力できるマーキングポイントがある。その結果、HeadPLUS v2はターゲットモードでより正確になった。
- HeadPLUS v2には、調整可能なパンと折りたたみ角度のロックピンもある。これは、JibONEで使用する場合に安全で、取り外しせずに三脚にセットアップを移動する場合より安全になる。
さらに、Lブラケットには、カメラのバッテリーエクステンダーケーブル用の小さな空洞もある。 edelkroneコントローラーは、下にある磁石により、コールドシューコネクターの上に安全に固定できる。また、将来の拡張性のためのリンクポートも用意されている。
edelkroneが述べているように、耐荷重に関して最初のHeadPLUSとHeadPLUSv2の間に違いはない。最大耐荷重は、HeadPLUS v2では4.5kg、HeadPLUS v2 PROでは9kgで変わらない。
新しいヘッドは、FocusPLUS PROや顔追跡用のビジョンモジュール(近日公開)など、さまざまなオプションのアドオンと互換性がある。 edelkroneのスライダー、ジブ、ドリーに取り付けることもできる。 HeadPLUS v2は、無料のedelkroneスマートフォンアプリ、またはedelkroneの専用リモコンで制御できる。
FocusPLUS PROとVision Module
新しいFocusPLUS PROは、HeadPLUS v2およびHeadPLUS v2 PROの電動フォローフォーカスで、スタンドアロン製品としても使用できる。これにより、HeadPLUS v2およびHeadPLUS v2 PROは静止被写体にオートフォーカスでき、edelkroneアプリまたはedelkroneコントローラーと組み合わせて最大6つの位置を記憶できる。
FocusPLUS PROは、正確かつ静かでバックラッシュのない動きが可能。 CNC機械加工のアルミニウムボディには、電源オン/オフスイッチとインスタントフィードバックスクリーンがある。内蔵のLP-E6ブラケットかDC入力ポートのいずれかから電力を供給できる。 FocusPLUS PROは、ハードストップレンズとインフィニティレンズでのみ機能する。ワイヤーレンズによるサーボ/フォーカスでは動作しない。 3つのedelkroneレンズギアと3つの異なる長さの15mmロッド(直径15mmと19mmのロッドクランプ)が付属する。
間もなく発売されるVision Moduleは被写体の顔を追跡するように設計されている。新しいHeadPLUSv2モデルでのみ動作する。 edelkroneアプリのライブカメラフィードで、フレーミングをチェックすることが可能となった。
価格と発売時期
edelkrone HeadPLUSv2が発売された。価格は、標準バージョンが22万円、耐荷重が2倍の大型のPROバージョンが275,000円となっている。またバンドルも用意されている。新しいFocusPLUS PROの価格は64,350円。