Edelkrone(エーデルクローン)は、JibONEを発売した。これはコンパクトな電動ジブで、アプリで制御でき、最大5kgのカメラをサポートする。最大長は50cm。
主な特徴
JibONEは小型の電動ジブで、アルミニウム製。折りたたんだ寸法はわずか61 x 17 x 15cmと小さい。バックパックに入れて持ち運ぶことができ、気軽にジブショットを使用できる。
重量は5.5kg、カウンターウェイトは1kg。従来のジブと同様、バランスを取るため、反対側にカウンターウェイトを配置する必要がある。 4個の1kgカウンターウェイトが付属しており、最大5.5kgのカメラを搭載できる。
最大に伸ばすと、移動距離は50cmになる。短く思えるかもしれないが、ほとんどの場合これで十分だ。
ジブ機能
もちろん、他のジブと同様、三脚なしでは使用できない。ジブの下部には3/8”-16の取り付けポートがあり、これで三脚に取り付ける。また、移動時などにロックすることができる。
JibONEを三脚に取り付けると、垂直/水平方向にスライダーのように動かすことができる。また、傾斜もでき、ジブを斜めに(最大22.5度)傾けて撮影することもできる。
アプリでコントロール可能
JibONEは、マニュアルとアプリ経由の2つの方法でコントロールできる。バッテリーがなくなっても使えるのは嬉しい。
2個のキヤノンLP-E6型のバッテリーか2個のソニーNP-F型のバッテリーが使用できる。バッテリーとバッテリーブラケットは別売。 Edelkroneによると、LP-E6バッテリーでの動作時間は約2時間とのこと。なお、2.1mmのコネクタでAC電源まやVマウント/ゴールドマウントバッテリーも使用できる。
AndroidおよびiOSのEdelkroneアプリでJibONEを制御できる。ジブがBluetoothを介してスマートフォンに接続されると、必要に応じてプログラムした動作を繰り返すことができる。これは、VFXやインタビューに便利だ。また、2.5mmシャッタートリガーケーブルを使用してカメラをJibONEに接続すると、タイムラプス撮影ができる。エーデルクローンは、 Moza Slypodとは異なり、JibONEは非常に静かと述べている。
なおEdelkrone HeadONE / HeadPLUSを追加することにより、更に複雑な動きができる。1つのアプリで、カメラをパン/チルトしながら同時にジブを制御し、繰り返すことができる。また、JibONEとHeadPLUSを組み合わせると、ターゲットトラッキングショット、ライブターゲットスイッチング、シーケンサーモードなど、さまざまなモードで撮影できる。
価格と発売時期
Edelkrone JibONEは現在111,800円(税別)で入手可能。 Edelkroneのウェブサイト(日本語)で購入できる。なおEdelkrone HeadPLUSは201,200円(同)から購入できる。
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