Elgatoは、Stream Deck Pedalと呼ばれる興味深い新デバイスをリリースした。その名の通り、足で操作するデバイスで、現在使用中のツールを変更したり、レンダリングを開始したりと、付属の3つのペダルのいずれかを使って操作する。
ビデオ編集といえば、DaVinci Resolve Speed Editor、Loupedeck CT、あるいはElgato Stream DeckやStream Deck Miniのような、ワークフローを高速化する従来のコントローラがある。
ライブストリーミングやビデオゲームの配信、あるいは通常の写真やビデオの編集を行うコンテンツクリエイターの多くは、私を含め、おそらくStream Deckをデスクに置いていることだろう。だから、この製品はまさに “ゲームチェンジャー “だったと言える。革新を続ける同社は、ユニークなコントローラー「Elgato Stream Deck Pedal」を発表した。
Elgato Stream Deck Pedalの特徴
Stream Deck Pedalは、USB Type-Cケーブル1本でパソコンに接続する、いたってシンプルなデバイスだ。サイズは24.4 x 17.5 x 4.9 cm、重量は930gで、デスクの下にぴったりと収まる。
本体には、左側に1つ、真ん中に1つ、右側に1つで、合計3つのペダルがある。慣れれば、ペダルを見なくても正しいペダルを見つけられる。
また、各ペダルの表面には滑り止めやグリップが施されており、それぞれの踏力を調整するためのスプリングも付属している。また、付属のストッパーを取り付けることで、真ん中のペダルを無効にすることができる。そうすることで、真ん中のペダルは足置きとなる。
カスタマイズ
デスクトップ型Stream Deckと同様に、Windows/Mac AppからPedalを設定し、現在コンピュータ上で動作しているソフトウェアに応じて、任意のショートカット、マクロ、アクションを割り当てることができる。
例えば、ミュージックアプリであれば、ペダルで曲の再生/一時停止、次の曲へのスキップ、前の曲の聞き直しができる。Premiere Proに切り替えると、ペダルは、カット、レンダリング、シーケンス作成、In/Outポイントの設定など、別のショートカットに自動的に切り替わる。
特に、手に健康問題を抱えている人や、毎日同じようなコンテンツを編集している人には、便利なアイテムになるだろう。
もちろん、アプリでは個々の動作だけでなく、多くの個別コマンドを連鎖させた複雑なマクロ的コマンドの設定も可能だ。そのため、Stream Deck Pedalは3つのペダルを搭載しているにもかかわらず、かなり複雑なコマンドのトリガーとして使用することができる。
価格と発売時期
Elgato Stream Deck Pedalは、現在89.99ドルで販売中。
詳しくは、Elgatoのウェブサイトをご覧いただきたい。