ソフトウェア開発およびビデオ制作会社のBiteSiteは、さまざまなセンサーで異なったレンズを使用する場合に便利な無償のアプリ“Fallowfield”を開発した。
映像撮影を始めたばかりの時は、さまざまな焦点距離のレンズを、色々なセンサーサイズのカメラに装着したときのイメージがつかみにくかった経験はないだろうか。あるいは、プロのカメラマンでも、これまで使用したことのないセンサーサイズのカメラで撮影する場合は多少戸惑いがあるのではないだろうか。 BiteSiteのFallowfieldアプリはクロップファクターを変換することができ、レンズとカメラを組み合わせるとき、どのような結果になるのかを示してくれる。
使い方は簡単で、使用したいレンズの焦点距離(mm)と使用したいカメラのモデル名を入力すると、アプリがレンズの換算値を表示してくれる。下のビデオを見ると、分かりやすいいだろう。
ご覧のとおり、マイクロフォーサーズからフルフレームに至るまで主だったカメラのリストが入っているだけでなく、Metabones Speed Boosterなどさまざまなアダプターも登録されているため、正確な比較ができる。
アプリは非常に便利なツールだが、実際は単純な電卓のようなものだ。情報はテキストで表示される。iPhoneのカメラを使ってどのようにフレーミングされるのかが確認できる機能があれば、もっと素晴らしいだろう。もちろん、これはスマートフォンのカメラのレンズの設計値以上にワイドに撮影することはできないが、このように小さなセンサーを持つカメラで、使いたいレンズを装着した場合、どのようになるかが分かれば、すこぶる有用だろう。
BiteSiteのFallowfieldアプリは、Apple App Storeから無料でダウンロードでき、iPhoneとiPadで利用することができる。