FeiyuTechは、3軸手ぶれ補正機能を搭載したポケットサイズのカメラ「Feiyu Pocket 2」と「Pocket 2S」を発表した。どちらも60fpsの4K動画撮影や130°の超広角レンズを搭載しているが、「Pocket 2S」は着脱式のウェアラブルカメラも搭載している。
DJIはOSMO Pocketで、ポケットサイズの3軸カメラジンバルの新しいマーケットを開拓したが、FeiyuTechもFeiyu Pocketを発売している。この度同社はPocket 2とPocket 2Sを発表し、アップグレードした。
Feiyu Pocket 2とPocket 2Sは、ポケットに入るスタビライズドカメラで、いつでもどこでも手軽に撮影できる。
Feiyu Pocket 2」と「Pocket 2S」の共通点
「Feiyu Pocket 2」と「Pocket 2S」は、カメラのセンサーサイズがそれぞれ1/2.3型と1/25型と若干異なるものの、多くの機能が共通している。
どちらの製品も3軸ブラシレスジンバルを搭載しており、スムーズな手ぶれ補正ができる。また5方向のジョイスティックで操作することができる。しかし、Pocket 2Sのカメラは、着脱式でウェアラブルに
なっている。
Pocket 2とPocket 2Sは、MP4またはMOVコンテナを使用して、最大ビットレート120Mbpsの4K 60fpsの動画を記録することができる。さらに、130°の超広角レンズにより、前世代のFeiyuTechポケットサイズジンバル(120°)に比べて視野が広い。
この2つの製品は、「インテリジェントビューティー」、「フェイストラッキング」、「トレイルタイムラプス」、「パノラマ」、「ハイパーラプス」モードなど、同じ機能を搭載している。さらに、FeiyuCamアプリによりwi-fiでシームレスに接続でき、正確なコントロールが可能だ。
本体には1.3インチのタッチスクリーンが付いており、画像や設定が可能。さらにスピーカーを内蔵しており、専用アクセサリーを使った外部マイク入力にも対応している。また、「Pocket 2S」はHDMIインターフェースを搭載している。
着脱可能なウェアラブルカメラ「Feiyu Pocket 2S」
Feiyu Pocket 2Sの最も大きな特徴で、Pocket 2との違いは、着脱可能なカメラだ。Pocket 2Sのカメラとジンバルは、本体から分離した後、専用のマウントに接続したり、あるいは金属面にマグネットで取り付けたりすることができる。
このように、Pocket 2Sは手持ちのジンバルとしても、ウェアラブルなアクションカメラとしても機能する。スタビライズドカメラと本体の接続は、90cmのコードで保証されている。また、「ポケット2S」は、専用の延長ロッドにも対応している。
ブレイクポイント撮影機能
両製品には、新たに「ブレイクポイント撮影」機能が追加された。これにより、カメラ内での編集が可能性になり、同じ動画ファイル内で撮影開始、停止ができる。
これはシンプルで便利な機能だ。特に、現場で編集する時間がない場合は重宝する。Breakpoint Shooting機能を使えば、出来上がったファイルはすでに編集されており、その場で公開することができる。
Feiyu Pocket 2の主な機能
- 4K 60fps
- ビットレート 120Mbps
- 130°超広角レンズ
- 3軸ブラシレスジンバル
- オールメタルボディ
- 1.3インチタッチパネル
- インテリジェント撮影機能、ブレイクポイント撮影機能
- FeiyuCamアプリに対応
- スピーカー内蔵、外部マイク対応
- 底面に1/4″-20ネジ
- 3.6時間のバッテリー駆動
- 重量:127g
Feiyu Pocket 2Sの主な機能
- 4K 60fps
- ビットレート 120Mbps
- 130°超広角レンズ
- 3軸ブラシレスジンバル
- 着脱可能なウェアラブルカメラ
- 1.3インチ タッチスクリーン
- インテリジェント撮影、ブレイクポイント撮影機能
- FeiyuCamアプリに対応
- スピーカー内蔵、外部マイク対応
- HDMIインターフェース
- 底面に1/4″-20ネジ
- 3時間のバッテリー駆動
- 重量:179g
価格と発売時期
さらに「Feiyu Pocket 2」「Pocket 2S」には、「延長ロッド」「外部コントローラー」「スマートフォンホルダー+三脚セット」「外部マイクアダプター」など、一連のアクセサリーが対応している。
Pocket2はFeiyuTechWebサイトで、329ドルで購入できる。またPocket 2SはIndiegogoで、25%割引で予約注文できる。