FilmConvertは、iPhone 14 Proのための新しいカメラパックを発表した。FilmConvert NitrateとCineMatchプラグインを使用することで、Appleのフラッグシップスマートフォンで撮影した映像のグレーディングとマッチングがより簡単にできるようになる。カメラパックは、既存のすべてのユーザーが無料でダウンロードできる。
毎年、AppleはiPhoneの画像処理能力を向上さ せている。iPhone 14 Proのプライマリーカメラは48MPセンサーを搭載し、このスマートフォンは4K ProResとDolby Vision HDRビデオを記録できるほか、「ジンバル風」手ぶれ補正を備えた2.8Kアクションモードと4K24pのシネマティックモードを提供する。
今回、このスマートフォンモデルが、Premiere Pro、DaVinci Resolve、Final Cut Proなど、ほとんどのビデオ編集ソフトで利用できる人気のプラグインFilmConvert NitrateとCineMatchのサポートを受けることができるようになった。
iPhone 14 Proの映像がFilmConvertプラグインに対応
FilmConvert NitrateとCineMatchプラグインは、それぞれフィルムエミュレーションとカメラマッチングツールで、カラーグレーディングのワークフローをスピードアップするのに効果的なツールだ。これらのプラグインは、増え続ける人気のカメラモデルで動作するようにキャリブレーションされており、現在、iPhone 14 Proのサポートが追加されて拡張されている。
興味深いのは、スマートフォンのネイティブビデオフォーマットに加え、Filmic ProのLOG V3+カラープロファイルを使用して撮影された10ビットProRes Log映像にもプラグインが対応することだ。そのため、厳しいニュース収集の期限に追われているユーザーも、iPhone 14 Proで撮影した映像を慎重にグレーディングする時間があるユーザーも、FilmConvertに期待することができる。
価格と入手方法
FilmConvertのすべてのカメラパックは、既存のユーザーであればいつでも無料でダウンロードできる。他の幅広いカメラのサポートとともに、FilmConvertのウェブサイトから直接ダウンロードすることが可能。
また、CineDの読者は、FilmConvertのCineMatchとNitrateプラグインを10%オフで入手できる。さらに、Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolve、FCPX用のプラグインを個別に購入することが可能。また、1つのNLEから他のNLEに移行する必要がある場合は、バンドルも用意されている。
詳しくは、FilmConvertのウェブサイトをご覧ください。