カラーグレーディングプラグイン開発のリーディングカンパニーとして知られるFilmConvert社は、DJI Air 3用のCineMatchおよびNitrateプラグインを最近リリースした。このリリースにより、FilmConvertの洗練されたカラーグレーディングツールにアクセスできるようになり、映像のカラーリアリズム、コントラスト、全体的な画質を向上させることができる。FilmConvert Nitrateのユーザーであれば、プラグインのカメラパックダウンローダーからAir 3プロファイルにアクセスできる。
DJI Air 3
DJI Air 3は2023年に発売され、デュアルカメラシステム(24mmと70mmのカメラ、D-Log Mで4K 100fps)、垂直撮影、46分の飛行時間(その他多数)を提供する。さらに、このドローンは両方のカメラで48MPの写真を撮影でき、JPEGまたはDNG rawフォーマットで保存できる。DJI Air 3のレビューはこちらでご覧ください。
FilmConvert の対象ユーザー
FilmConvertはニュージーランドを拠点とするソフトウェア会社で、ビデオ編集ソフトウェア用のカラーグレーディング・プラグインを開発し、10年あまりプラグインを提供している。同社は、デジタルビデオ映像でフィルムのルック&フィールを実現する方法を映画制作者に提供することを目指している。FilmConvert Nitrateは、粒状感、演色性、コントラストなど、さまざまなフィルムストックの特性をシミュレートし、映画制作者がデジタル作品に映画のような美的感覚を加えることを可能にする。CineMatchは、複数のカメラの映像をマッチングさせ、使用するカメラのモデルに関係なく、一貫したシームレスなルックを実現する。同社は、多数のカメラとプログラム用のカスタムプロファイルを提供するカメラパックを提供している。
価格とリリース時期
FilmConvert Nitrateユーザーの場合、DJI Drone Air 3プラグインは同社のウェブサイトから無料でダウンロードできる。CineMatchユーザーは、新しいカメラパックにアクセスするために最新のプラグインをダウンロードする必要がある。
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