FilmConvertは、キヤノンEOS C300 Mark III用のカメラパックをリリースした。このプロファイルはFilmConvert、FilmConvert Nitrate、CineMatchと互換性があり、カラーコレクション、グレーディング、カラーマッチを行うことができる。
FilmConvertは、キヤノンEOS R6、EOS R5、EOS C70、ソニー a7S III、パナソニックS5などのカメラパックに続き、今回はEOS C300 Mark III用の新しいカメラパックをリリースした。
なおFinal Cut Pro X用のFilmConvert Nitrateについての最近のQuick Tipビデオがリリースされている。これらのカラーマッチング(CineMatch)およびカラーコレクション(FilmConvert/FilmConvert Nitrate)ツールを使えば、カメラのセンサーデータに基づいて映像をすばやく簡単にグレーディングすることができる。
EOS C300 Mark IIIのFilmConvertプロファイル
EOS C300 Mark IIIは2020年4月に発売された(ファーストルックレビュー)。EOS C300 Mark IIIはモジュール式で、EOS C70と同様のAPS-C(Super35)DGOセンサーを搭載し、最大120fpsの4K Cinema RAW Lightでの内部記録が可能。あらゆるフレーム/解像度/コーデックで動作する最先端のデュアルピクセルAFを搭載している。
交換可能なレンズマウント(EF/PL/EF Cinema Lock)、16ストップ以上のダイナミックレンジ、モジュール式のデザインを持つ EOS C300 Mark IIIは、ドキュメンタリー、企業、一般の映像制作者に最適なカメラだ。
最近、EOS C300 Mark IIIとC500 Mark IIのファームウェアアップデートがリリースされたが、このアップデートにより多くの機能が追加された。
FilmConvertから新しいカメラプロファイルがリリースされた。このプロファイルを使えば、様々なキヤノン製カメラを正確にマッチングさせたり、他のミラーレス/シネマカメラとマッチングさせたり、さらには映像をカラーグレーディングして “フィルムルック “に仕上げることができる。
価格と発売時期
FilmConvertの例に漏れず、このカメラプロファイルは無料でダウンロードすることができるが、もちろん使用するにはソフトウェアのライセンスが必要だ。しかし、FilmConvert NitrateとCineMatchは無料で試すことができる。また、このリンクを使ってFilmConvertから購入すると10%の割引を受けることができる。
FilmConvertのウェブサイトはこちら。