FilmConvertは、キヤノンEOS C500 Mark II用の新しいカメラパックをリリースした。この新しいプロファイルは、FilmConvert、FilmConvert Nitrate、CineMatchと互換性があり、映像のカラーコレクション、グレーディング、カラーマッチが可能。
FilmConvertは、DJI Air 2S、キヤノンEOS C300 Mark III、EOS R5/R6などのカメラパックに続き、EOS C500 Mark II用のカメラパックを追加し、カラープロファイルのライブラリを拡大している。
FilmConvertプラグインを使用すると、カラーマッチング(CineMatch)およびカラーコレクション(FilmConvert/FilmConvert Nitrate)ツールにより、カメラのセンサーデータに基づいて映像をグレーディングすることができる。つまり、撮影したカメラに基づいて、RAW映像を見栄えのする映像に変換することができる。さらに、FilmConvertのツールは、Adobe Premiere Pro、After Effects、Final Cut Pro X、Resolveなど、さまざまなNLEと互換性がある。
キヤノンEOS C500 Mark II用FilmConvertプロファイル
EOS C500 Mark IIが最初に紹介されたのは2019年9月で、その後CineDのラボでC500 Mark IIをテストしたが、その結果、13.1ストップ以上のダイナミックレンジ、わずか15.5msのローリングシャッター、そして信じられないほどの低照度特性を示した。
また、EOS C500 Mark IIは、内部的にはCinema RAW Lightで5.9Kの解像度で最大60P、2Kで120fpsの撮影が可能だ。またモジュール式を採用し、コンパクトなカメラで、さまざまな撮影に対応できる。2年経った今でも、このカメラは新しさを失っていない。
FilmConvertは、このEOS C500 Mark IIの対応した新しいカメラプロファイルをリリースした。このプロファイルを使えば、C500 Mark IIを他のミラーレス/シネマカメラに正確にマッチさせることができるだけでなく、映像をカラーグレーディングして、「フィルムルック」や「グレイン」を得ることができる。
価格と発売時期
いつものようにFilmConvertは、このカメラプロファイルを無料でダウンロードできるが、もちろん使用するにはソフトウェアのライセンスが必要となる。しかし、FilmConvert NitrateとCineMatchは無料で試用することができ、このリンクを使ってFilmConvertから購入すると10%の割引を受けることもできる。
詳細とダウンロードについては、こちらのFilmConvertのウェブサイトをご覧いただきたい。