FilmConvert Nitrateを使用して、RAW映像を含め、EOS R5で収録した映像を簡単にグレーディングできるようになる。この機能はまもなくCineMatchに追加され、心地よいフィルムルックを実現することができる。
FilmConvertプラグイン(スタンドアロンアプリとしても利用可能)を使用すると、映像をグレーディングして、さまざまなフィルムの色や粒子などのルックを簡単にシミュレートできる。最新のプラグインであるFilmConvert Nitrateは、従来のFilmConvert Proプラグインに代わるもので、より多くの機能を備えている。
なお、このリンクを使用すると、FilmConvertでの購入が10%割引になる。
FilmConvertのプラグインで正確にグレーディングするには、最初にカメラと撮影した画像プロファイルを選択する必要がある。数十のカメラパックがFilmConvertのウェブサイトからダウンロードでき、2012年以降に発売された多くのミラーレス/シネマカメラに対応している。
現在、パナソニックS5、キヤノンEOS C70、ソニーα7S III、そして昨年はパナソニックLUMIX S1とS1Hの新しいカスタムプロファイルが発表されている。そして今回キヤノンEOS R5にも対応した。
EOS R5用プロファイル
キヤノンEOS R5は、昨年大きな話題になったミラーレスカメラの1つで、8K RAW撮影が可能な他、4K/120Pスローモーション、5軸ボディ内手振れ補正、最先端のオートフォーカスなど、先進の機能が詰まっている。レビューはこちら。
キヤノンEOS R5については当社オーバーヒートの問題があったが、現在では対策されている。オーバーヒートの問題についてのインタビューはこちら。
EOS R5用に作られた新しいカメラパックがリリースされたが、現時点では、FilmConvertおよびFilmConvert Nitrateと互換性があり、簡単なカメラマッチングプラグインであるCineMatchでもまもなく利用できるようになる。
FilmConvertの場合と同様、このカメラプロファイルも無料でダウンロードできる。FilmConvertのWebサイトはこちら。