FilmConvertは、キヤノンEOSR6用に設計された新しいカメラパックをリリースした。このプロファイルは、FilmConvert、FilmConvert Nitrate、およびCineMatchと互換性があり、FilmConvertツールを使用してフッテージを完全にカラーマッチングおよびグレーディングできる。
FilmConvertプラグインを使用すると、カラーマッチング(CineMatch)やカラー補正(FilmConvert / FilmConvert Nitrate)を使用し、カメラのセンサーデータに基づいて映像を簡単にグレーディングできる。FilmConvertのプラグインは、最初に撮影したカメラを選択するだけで最適に機能する正確なツールだ。
パナソニックS5、キヤノンEOS C70、ソニーα7S III、EOS R5など、さまざまなカメラで多くのカメラプロファイルがすでに利用可能となっている。
EOS R6用プロファイル
キヤノンEOSR6は2020年7月に発表された。上位機種のR5が最も注目を集めているが、R6も映像制作に有用なカメラだ。EOS R6は20.1メガピクセルのフルフレームセンサーを備えており、10ビット/60pで最大4K、または最大120fpsでフルHDの映像を記録できる。残念ながら、起動時にまだオーバーヒートの問題が発生しており、ハンズオンレビューで詳細を確認できる。
これらの制限内で撮影できる場合、あるいはAtomosレコーダーで外部記録できる場合、FilmConvertはEOSR6の新しいプロファイルをリリースした。これにより、映像クリエーターの作業が確実に楽になり、さまざまなキヤノンのカメラの映像を正確に一致させたり、フッテージをカラーグレーディングして見栄えの良い「フィルムルック」にしたり、CineMatchで複雑なカメラの映像を一致させることができる。
価格と発売時期
FilmConvertの場合と同様に、このカメラプロファイルは無料でダウンロードできるが、もちろん使用するにはソフトウェアのライセンスが必要となる。FilmConvert NitrateとCineMatchは無料で試すことができ、このリンクから購入すると10%割引きされる。
FilmConvertのWebサイトはこちら。