アップルは、同社のMacベースのビデオ編集ソフトウェアFinal Cut Pro 11.0.1をアップデート した。このマイナーアップデートは新機能を導入するものではないが、バグを修正し、信頼性とパフォーマンスを向上させる。
Final Cut Pro Xは2011年6月21日にリリースされた。時が経つのは早いもので、アップルは何年にもわたって数多くのアップデートをリリースしてきた。しかし2024年11月、Appleは重要なアップデートであるFinal Cut Pro 11をリリースした。このメジャーアップデートでは、キャプションへの書き起こし、ボイスアイソレーション、そして私たちがここでレビューしたマグネティックマスクのような複数のAI搭載機能など、多くの新機能が導入された。
この大型アップデートに続き、アップルはバグを修正し、安定性、信頼性、パフォーマンスを向上させるマイナーアップデート、Final Cut Pro 11.0.1をリリースした。
Final Cut Pro 11.0.1の機能
前述したように、Final Cut Pro 11.0.1は比較的マイナーなアップデートで、大きな変更はない。以下は、Final Cut Pro 11.0.1の新機能のリスト。
- カスタムオーバーレイがビューアに表示されないことがある問題を修正。
- マグネティックマスクエフェクトを含むタイムラインから「Compressorに送る」を使用するとエラーが発生する問題を修正。
- ビューアで「Show Horizon」コマンドの信頼性を向上。
- Hキーを押しながらタイムラインを手動でスクロールする際のパフォーマンスを改善。
いつものように、アップデートをインストールする前に、お使いのMacが対応していることを確認し、現在のバージョンのFinal Cut ProアプリケーションとFinal Cut Proライブラリをバックアップすることをお勧めする。
価格とリリース時期
このFinal Cut Pro 11.0.1アップデートは、App Storeから直接ダウンロードできる。ライセンスを2011年に購入した場合でも、現在のユーザーには無償アップグレードが適用される。購入する場合は、Final Cut Pro Xは299ドルで販売されており、アップルは90日間の無料トライアルを提供している。
