英国のハイエンドシネレンズメーカーであるクックオプティクスは、FF +(フルフレームプラス)のプライムシリーズに5本の新しいレンズを発表した。4本はS7 / iカテゴリに属し、もう1本はAnamorphic/iシリーズに属す。
Cookeはハイエンド映画製作で良く使用されるレンズで、Cooke Lookは多くの映画製作者が求めているものだ。Cookeは高解像度がすべてではなく、ルックが重要だと主張している。NAB 2020で発表されるはずだったが中止になったため、Webセミナーでの発表となった。プレスリリースはこちら。(英語)
S7/i Spherical Prime
新しく300mm T3.3プライムが追加され、S7 / i FF +は、合計14本のラインアップとなった。
- 16mm S7/i FF+ T2
- 18mm S7/i FF+ T2
- 21mm S7/i FF+ T2
- 25mm S7/i FF+ T2
- 27mm S7/i FF+ T2
- 32mm S7/i FF+ T2
- 40mm S7/i FF+ T2
- 50mm S7/i FF+ T2
- 65mm S7/i FF+ T2
- 75mm S7/i FF+ T2
- 100mm S7/i FF+ T2
- 135mm S7/i FF+ T2
- 180mm S7/i FF+ T2
- 300mm S7/i FF+ T3.3
さらに、Cookeは、S7 / iラインアップに、60mm、90mm、150mmの 3本の新しい1:1 MAKROレンズも発表した。
Anamorphic/i Prime
上記の4本の新しいレンズに加え、新しいアナモルフィック/ iレンズ、180mm T2.3も発表された。
これによりAnamorphic/iラインナップは、合計8本となる。
- 32mm Anamorphic/i FF+ 1.8x T2.3
- 40mm Anamorphic/i FF+ 1.8x T2.3
- 50mm Anamorphic/i FF+ 1.8x T2.3
- 75mm Anamorphic/i FF+ 1.8x T2.3
- 80mm MAKRO Anamorphic/i FF+ 1.8x T2.8
- 100mm Anamorphic/i FF+ 1.8x T2.3
- 135mm Anamorphic/i FF+ 1.8x T2.3
- 180mm Anamorphic/i FF+ 1.8x T2.3
もちろん、クックのレンズは安価ではない。レンタルが中心になるが、映画撮影には欠かせないレンズとなるだろう。 Cooke Lookは今でも世界中の著名な監督に愛されている。
CookeのWebサイトはこちら。