新しいFrame.io 3.7.1では、Adobe Premiere ProとAfter Effectsの拡張機能が追加され、新しいユーザーインターフェース、ウェブアプリでのサイズ変更可能なナビゲーションパネル、新しいショートカットメニュー、iOSデバイスでのGoogle Driveからの直接アップロードなどが可能になった。
人気のクラウドベースのビデオレビュー・承認プラットフォーム「Frame.io」に新バージョンが登場した。2020年8月に開始された前回のアップデートv3.7では、他のいくつかの改善とともに「Frame.io Transfer App」が追加された。
Frame.io 3.7.1
Frame.io 3.7.1では、Adobe Premiere ProとAfter Effectsの拡張機能のデザインが変更され、ユーザーインターフェースも新しくなった。ナビゲーション・コントロールが画面の下から上に移動したことで、アセットをより大きく、より明確に見ることができる。また、プロジェクトやチームの切り替えがスムーズになり、ファイルパスのパンくずリストが追加されたほか、ダウンロードボタンを使ってPremiere Proに直接メディアを取り込んだり、ダウンロードして後で確認したりすることができるようになった。また、アクティブなシーケンスをFrame.ioにアップロードすることが容易になり、最新バージョンのカットの共有がより速くなった。
Frame.io 3.7.1では、サイズ変更可能なナビゲーションパネルがウェブアプリに追加された。クリック&ドラッグするだけで、フォルダやテキストを表示したり、縮小してアセット用のスペースを確保したりすることが可能。また、新しいショートカットメニューにより、アセットを1つ上のフォルダに移動させることができ、クリップの再編成をより迅速に行うことができる。さらに、iOSデバイス上のGoogle Driveから直接ファイルをアップロードできるようになった。
価格と発売時期
新しいAdobeの拡張機能は、すべてのFrame.ioユーザーに無料で提供され、Adobe Creative Cloud Marketplaceでダウンロードすることができる。Frame.ioの価格は、一般的に、無料アカウントからカスタムエンタープライズアカウントまで設定されている。