Frame.ioは、同社のビデオコラボレーションソフトウェア「Frame.io 」のApple iPadバージョンを発表した。なお、この発表は同社の5000万ドルの資金調達の直後に行われた。
Frame.ioは、ビデオや写真のアセットに、メモの授受を合理化することを目的としたソフトウェアプラットフォーム。Frame.ioのレビューはこちら。
以前はiPadでもFrame.ioを使用できたが、現在はiPhoneのみに対応している。アプリの画面は縦位置にロックされており、iPadの大きなタッチスクリーンに対応していなかった。 今回Frame.ioは、iPadのディスプレイに対応売すべく、新しいバージョンを開発した。
iPadバージョンのFrame.ioには2つの新機能がある。
1)分割表示:しい分割画面機能により、Frame.ioと並行してSlackやFinal Draftなどのアプリを使用するのが簡単になった。
2)Apple Pencilサポート:Apple Pencilを使って、映像に直接描画して注釈を付けることができる。これは、グラフィックやVFX、あるいは一般的な映像の上に正確なコメントを残す場合に特に便利だ。
関連する注意点として、会社としてのFrame.ioは、2019年の11月下旬に5000万ドルの資金調達を行った。CEOのEmery Wells氏によると、その資金の一部は製品開発、エンジニアリングチームの拡充、およびLAにショールームを開設する資金に充てている。資金調達の発表とその目的について詳しくは、Frame.ioのブログを参照いただきたい。また、2020年の計画については、こちらのブログも参照いただきたい。
筆者はFrame.ioを長年使用しているユーザーとして、大きな画面を使ったiPad専用バージョンを期待している。