フリーウェル(Freewell)は、DSLRやミラーレスカメラ向けのクイックリリースフィルターの新しいラインアップを発表した。 「Magnetic Quick-Swap Filter System」は、ワンタッチで着脱できるPLフィルターやNDフィルターだ
フリーウェルはコンシューマー向けドローンやアクションカメラ用のフィルターシステムで知られるメーカー。今回発表されたものは、DSLRやミラーレスカメラ用のマグネット式フィルターだ。
Magnetic Quick-Swap Filter Systemの概要
Magnetic Quick-Swap Filter Systemは、その名の通り、ワンタッチでフィルターの交換ができるシステム。
フィルターをレンズのフィルタースレッドにねじ込むのは時間がかかるが、Freewell Quick-Swapsはマグネットを利用して装着する。装着する前提として、レンズの前面にUVフィルターを暫定的に取り付ける。UVフィルターは、他のQuick-Swapフィルターに取り付けられたマグネットに吸着する。
このシステムを使用すると、常にUVフィルターが装着されることになるが、フリーウェルはYouTubeのビデオで、この懸念に関する視聴者からのコメントに言及し、画質を損なうことはないと述べている。
入手可能なフィルター
現在Quick-Swapシステムで用意されているフィルターは以下の通り。
ND64 (6 stops)
ND1000 (10 stops)
サーキュラーPL (CP)
光害カットフィルター(NV)
レンズキャップ
*エンドキャップは、フィルターと同じマグネット着脱システムを使用し、通常のレンズキャップとして機能する。
上記のように、フィルターラインナップは豊富に用意されている。NDフィルターも各濃度のものが揃っている他、バリアブルNDも用意されている。
用意されているフィルター径は、67mm、72mm 77mm、および82mm。
Freewell Quick-Swapフィルターは全て前面にネジが切られているため、既存のフィルターを使用することも可能。
まとめ
マグネットフィルターシステムはマンフロットなど他社からも発売されており、カメラマンにとっては非常に興味深いアクセサリーだ。同車は今後ラインアップを拡充すると予想される。
フィルターの基本価格は99ドルと安価だが、このシステムの恩恵を得るには、各フィルターを買いそろえる必要がある。