富士フイルムは、Xシリーズのミラーレスカメラのための、三脚グリップTG-BT1を発表した。この三脚は、YouTubeのコンテンツ制作者やブロガーのために、Bluetoothでカメラと接続できる。さらに、TG-BT1は、トリガー/録音機能、ズームロッカーを備えたワイヤレスカメラコントロールが可能。
コンパクトカメラやミラーレス一眼カメラでVlogを撮影する場合、多くのアクセサリーから選択することができる。ソニーは、Vlogging市場の可能性を見出した最初の企業の1つだ。ソニーは既にワイヤレスリモコンGP-VPT2BTを発売しているが、 TG-BT1三脚グリップも同様のマーケットに対応したもの。メーカーが自社のカメラのためにネイティブアクセサリーのエコシステムを構築することは、ユーザーにとってメリットが大きい。
TG-BT1 の特徴
TG-BT1は、1本の1/4″-20ネジでカメラの底面に取り付けられるコンパクトな三脚グリップ。最大積載量は1.5kgだ。
三脚グリップのサイズは、高さ172.3mm(脚が格納されている場合)、重さはバッテリーなしで約205.5gで、CR2032電池で駆動する。
このグリップはBluetoothでカメラと接続するので、ケーブルは必要ない。現在、TG-BT1は X-T5、X-T4、X-T3、X-T30 II、X-T30、X-S10と互換性がある。ただし、カメラのファームウェアを最新版にアップデートする必要がある。
TB-BT1は、折りたたむと短い自撮り棒として使え、脚を広げると小型のテーブル三脚に変身する。カメラ取り付けネジの下にある小さなボタンで、カメラの角度を素早く簡単に調整することができる。TG-BT1では、カメラの角度を垂直方向に180度、水平方向に360度調整することが可能。
三脚グリップの前面には、録画開始/停止ボタン、静止画トリガーボタン、ズームロッカー、ロックスイッチが配置されている。ズームロッカーは「XF18-120mm F/4 LM PZ WR」に対応する。2023年1月には、コンパクトな「XC15-45mm F/3.5-5.6 OIS PZ」をTG-BT1対応にアップデートする予定。最後に、X-T30 II / X-T30では、T/Wボタンによるズーム操作ができない。
TG-BT1は、防塵・防滴仕様で、三脚の脚周りにグリップがあるので、Vlog撮影じにもしっかりグリップできる。
価格と発売時期
TG-BT1は、今月末までに38,500円で発売予定
詳しくは、こちらの富士フイルムのウェブサイトをご覧ください。